全優石ブログ

  • 2016/04/05  カルチャー情報

  • 日本ワインと国産ワインの違いをご存じですか

  • 日本ワインと国産ワインの違いをご存じですか

    ワインブームが続いていますが、最近ではフランスやイタリアという海外の有名産地のものだけでなく、日本で作られたワインも人気を博しています。
    さてこの日本で作られたワイン、「日本ワイン」「国産ワイン」という二つの名称で表示されており、その意味合いも違うことをご存じですか?

     

    <輸入材料でも国内で製造されれば国産ワイン>
    たとえば日本酒は原材料など「何をして日本酒とするか」ということが酒税法により定められています。しかしワインに関して言えば日本はワイン製造の歴史が浅く「何がワインなのか」を定めた法律がないのが実情でした。
    そのため、日本ワイナリー協会という任意組織が1986年に自主的に「国産ワインに関する自主基準」を定めました。それによると、国産ワインは「ぶどうを原料の全部又は一部としたワインで、日本国内において製造され、日本国内において消費されるワイン」とされています。日本国内で製造販売していればいいので輸入ブドウ100%を原材料としていても「国産ワイン」と表示することができます。

     

    <国産ブドウと国内製造を基準にしたものが日本ワイン>
    これに対して国産のブドウを原料とし国内で製造されたワインだけを「日本ワイン」と呼ぶ動きが生まれました。これまでは日本の気候風土や土壌自体がワイン造りに適さず、大手メーカーなどが積極展開できなったことも「日本の国産ワイン」が定着しない原因でもありました。しかし山梨などブドウの有名産地のワインが世界にも負けない実力をつけてきたことや、ブドウ栽培にこだわる小さなワイナリーの活動により、徐々に「日本ワイン」という名称が定着してきたのです。
    これを受け昨年6月には国税庁が日本ワインの表示そのものを設け、地域で育てたブドウを85%以上使用した場合に限り産地名をラベル表示できるよう方針を固めました。これには日本産ワインのブランド力を高め、海外にPRしたいという目論見もあるようです。
    こんな背景を知ってワインのラベルを見ながら選ぶのも楽しいかもしれませんね。
    でも「国産ワイン」にしても「日本ワイン」にしても、マッチした料理に気の合う仲間と一緒にいただくのが一番美味しい飲み方であるのは間違いありません。

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