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有名人のお墓

ゴッホの墓 1853-1890

「もう無駄だよ。悲しみは永遠に続くだろう」
自殺を図り瀕死の床にあったゴッホは、励ます弟のテオドロスに向かってこうつぶやいた。その生を支配したものは失望と恐怖、神経を病むほどの深い孤独。後期印象派の巨匠、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ。享年37歳。激しくも純粋に生きた短い生涯であった。
1853年3月30日、オランダ生まれ。
牧師夫妻の長男として育ったゴッホ。異常なまでの純粋さ、あまりに一途な情熱。世間は「奇人」というレッテルを貼り、決して受け入れようとはしなかった。そんな彼の数少ない理解者のひとりが弟のテオだった。テオは兄の才能を信じ、僅かながらの仕送りを生涯続けた。
1886年、ゴッホは弟を頼ってパリへと向かう。
そこで多くの画家と親交をもつようになったが、中でもゴーギャンとの出会いは彼の運命に大きな影響を与える。最愛の友、尊敬し憧れた偉大な芸術家ゴーギャン。ゴッホは彼の為に「ひまわり」の絵を精力的に描きつづけた。しかし、芸術論議がプライベートな口論に発展し、ライフスタイルの相違が共同生活を破局へと導いた。絶望したゴッホは神経の発作にたびたび悩まされ、自ら精神病院に入院した。
1890年パリ郊外のオーヴェル・シュル・オワーズへ移住。
7月27日、夕日に照らされた麦の穂が揺れる中に、ピストルの音は響きわたった。「僕はこんなふうに死んでいきたい・・・・・」2日後の7月29日午前1時半、ゴッホがこう言って安らかな死を迎えたとき、テオは激しく泣き崩れた。最愛の兄の死に大きなショックを受けたテオは、葬式の後まもなく発狂。そして半年後、兄のあとを追うようにこの世を去った。ゴッホと弟テオドロスの墓は、広大な麦畑が広がるこの地に、鮮やかな緑に囲まれ寄り添うように並んでいる。

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