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終活のレシピ

父の最期の日々を娘が記録。映画「エンディングノート」

2013/04/19 【終活のレシピ】

 

学校を卒業し、社会へ巣立っていった我が子。こないだまで子供だと思っていたのに、いつのまにか結婚して子供も誕生。すくすくと成長する孫。そして気づけば還暦を超えている自分。気づけば人生の折り返し地点を過ぎ、そろそろお葬式や墓石など人生のエンディングを考え始める年代でもあると思います。

 

昨今、メディアなどで取り上げられている「エンディングノート」をご存じでしょうか。エンディングノートとは、人生の終盤を迎えるに当たり、万が一の事態に備えて、治療や介護、お葬儀などについての自分の考え・希望、家族への感謝などの伝言、連絡すべき友人のリストなどを記しておくノートのことです。

 

そんなエンディングノートを題材にした映画があります。2011年公開の日本映画「エンディングノート」。監督は、砂田麻美。彼女は、映画「誰も知らない」などで知られる是枝裕和監督の助監督として経験を積んだ人物。この作品で監督デビューを飾っています。

 

主人公は、仕事を趣味とするような熱血営業マン・砂田知昭(監督の実の父親)。高度経済成長には寝る暇もなく働き続け、気づけば管理職。40年以上も務めた会社を67歳で退職し、新たな人生を歩み始めた矢先、末期のガン宣告を受けます。死へのカウントダウンを迎えた父の姿を記録したエンターテインメント・ドキュメンタリー映画です。

 

 

父は、残された人生を、どのように過ごしたのか――。

 

もう少しストーリーを説明します。日本の高度経済成長期に熱血営業マンとして会社を支えた父・砂田知昭。退職後の健康診断で「ステージ4」の末期の胃ガンに侵されていることが判明します。心配する家族。しかし、へこたれない父。ガン告知を知ってから砂田は自分の最期に向かって着々と段取りを考えていきます。

 

最期の日まで前向きに生きようとする父のキャラクターと、それを見つめる監督の優しいまなざしがヒシヒシと伝わってきます。「死」=悲しいという方程式ではなく、見終えると、爽やかで前向きな気持ちになれる映画です。 日本製ドキュメンタリー映画部門では「ゆきゆきて神軍」(1987年)に続く大ヒットを記録し、初めて興行収入1億円を突破しました。

 

現在、「ツタヤ」「ゲオ」などのレンタルDVD店で本作を借りることができます。人生のエンディングを考えはじた人には、ぜひ一度観てもらいたい映画です。人生のピリオドをどのように打つのか――参考になる部分がきっと数多くあるはずです。

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