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カルチャー情報

毒蝮三太夫さんの毒舌な言葉に潜む思いとは

2013/07/31 【カルチャー情報】

毒蝮三太夫

 

今でこそ毒舌タレントとよばれる芸能人が増えましたが、かつて「毒舌」といえば、す ぐに「毒蝮」さんの名前が上がるほど、元祖毒舌タレントとして有名な「毒蝮三太夫」さん。昭和11年、東京生まれ浅草育ちの彼は、まだまだ現役でラジオや テレビ、講演活動に大学の客員教授と、忙しく活動しています。彼の魅力は一体何なのでしょうか。

 

テレビやラジオに引っ張りだこの毒蝮さん

毒 蝮さんがまだ、本名である「石井伊吉」の名で俳優をしている頃の、ウルトラマンのアラシ隊員としての活躍が記憶にある方もいらっしゃるでしょう。また、笑 点の二代目座布団運びとしても活躍していました。今でこそ毒舌家として有名な彼ですが、そんな一面も持ち得ています。今現在でもテレビやラジオ、講演活動 に大忙しな毒蝮さんですが、元気なシニア世代を増やしたいという信念を持って活動しているのです。シニア世代に向けて毒舌ぶりを発揮していますが、「おば あちゃんのアイドル」「巣鴨のスター」の異名を持つほど、シニアの方々から広く、そして高く人気があります。

 

毒蝮さ んの付き人がいうことには、「ジジイ」「ババア」とはいっても、けっして「クソジジイ」、「クソババア」とはいわないのだそうです。ここに、「ジジイ」や 「ババア」への、彼の心からの敬意が表れています。「ジジイ」「ババア」と呼ぶその言葉には、毒蝮さんの愛情と人間に対する親しみの気持ちを感じる方も多 いことでしょう。言われた人たちの多くが、不快と感じるよりも毒蝮さんに親しみを感じ、また言われたいと思い嬉しくなるのだそうです。壇上に上がっていて も、なぜか聴衆のすぐ近くに感じる彼の講演会は、毎回好評で、多くのシニア世代の方が集まります。そして、あの毒舌がまた聞きたくなるのです。

 

シニア世代へ、心からのエールを送っています

毒 蝮さんの語り口調や江戸前の気風が、人々に親しみを湧かせるのでしょう。「この世界、『あいつに会うと気持ちがいいな』という気持ちが残らないと生き残れ ない。それが嫌なことを言っても嫌われない理由」なのだそうです。毒蝮さんは、「年寄り向けにしゃべっているわけじゃないし、流行語なんて使わない。ただ 人間に向かってしゃべっているだけ」といいます。年輩だから若いからや、男だから女だからで区別するのではなく、1人1人の人間として正面から向き合って いるのでしょう。人間の存在そのものを尊重しているのです。それだからこそ、何を言われるか分かっていながらついつい聞きたくなってしまう。そんな、毒蝮 さんの心からの“素”そのもののおしゃべりは、毒舌の言葉の裏にある愛情や、彼の人への思いでいっぱいなのです。

 

ど こか懐かしい、肩を寄せ合って生きていた頃の下町言葉。敬愛していた母への語りかけのように、飾らないおしゃべりの奥に潜むやさしさは、シニア世代への エールになっています。毒蝮さんご自身もシニア世代なわけですが、彼がいうには、「元気なシニアでいるポイントは、『趣味を持つこと』『友達を持つこと』 『好奇心を持つこと』」なのだそうです。そして、元気の秘訣は、「やらなければならない」という強制的なものではなく、バランスよく「楽しむ」ことです。 「変わらない流行を見つければいいんだよ。現代に息をしながら、過去に学べばいい。世の中、どうせしかめっ面したってしょうがないんだから、楽しく生きな いと」身体だけでなく、心も元気でいることが本当の健康なのでしょう。

 

そのためには、外に出て人と接し、人に見られる緊張感によって若さを維持し、老いを楽しむことなのでしょう。常に毒づいた言葉で叱咤激励し、「しょぼくれ老人になるな」とのエールを送っているのです。

 

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