2013/09/13 【アンチエイジングのレシピ】
日本人の平均寿命は延び、子育てが落ち着いてから、その後過ごす時間が長くなっています。そんな中、これからの人生を、どう過ごしたらよいかを悩み考える方が増えています。もちろんそういった悩みや不安から、暗い気持ちになってしまう方も少なくありません。「人生を楽しむ」という意識を持ち続けることこそが、大切になってきます。そのために重要なことは、これからの人生に楽しみを見出だすこと、何事にもチャレンジしていくことです。
時間の使い方一つで
これからの長い時間をどのように使うのか、同じ時間であってもその使い方によっては、暮らしぶりに随分差が出てきます。豊かで楽しい時間を過ごせるかどうかは、本人の気の持ちようにかかっているのかもしれません。
しかし、何に楽しみを見つけるのかは、人によって違います。ずっと続けている趣味を楽しむのもよいですし、ご夫婦で共通の趣味を楽しむのもよいでしょう。
ゴルフや釣りなど旦那様の趣味であったスポーツに、奥様が一緒にチャレンジしてみるのもいいでしょう。読書が趣味な旦那様なら、一緒に図書館や古本屋に出かけて、好きな本を探してみるのも、楽しいひと時が過ごせていいかもしれません。
二人で健康のために山を散策し、季節ごとに咲いている花などの風景写真を撮るのもいいでしょう。現像して、二人でそれぞれの作品を論じるのも、会話も増え、楽しい夫婦生活のきっかけになります。
せっかく二人の時間が増えるのですから、今まで別々に行ってきた趣味に共通のものを見つけてみるのも、楽しさを増やすカギなのかもしれません。新しい趣味にも、進んでトライしてみましょう。
チャレンジできることは、進んで参加しよう
まだまだ気持ちも若く、気力も体力も十分に備えている人は多いものです。その一方で、「もう歳だから」と行動すること自体面倒に思ってしまったり、あきらめてしまったりする人もいます。
「アクティブシニア」という言葉がありますが、文字通り子育てに一段落した世代の方々が、これからの人生を自分のために、自分の好きなことに意欲的に活動して過ごしている人を指します。この方々の年齢層は、団塊の世代が中心です。これまで時代を牽引し時代の流行を築いてきたこの世代は、これからも自由な発想で自分なりのライフスタイルを築き上げていくでしょう。
そこまで意欲的でなくても、家庭菜園を楽しむなど、毎日の生活の中でも周囲にちょっと目を向けるだけで、今まででは気付かなかったごく身近な所に、きっかけとなるものは転がっています。それらを活かすことで、人生の楽しみも大きく変わってくるはずです。まずは、身近なところから自分の楽しみを見つけ、新しいことにもチャレンジ精神で挑んでいきましょう。
ワクワクする体験こそが、若さを保つ秘訣でもあります。楽しみを持っていれば、明るく前向きな人生を送ることができます。あなたも、自分らしい人生を楽しむ秘策を見つけてみてください。
