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明日を楽しむレシピ

ガラス玉に広がる宇宙「とんぼ玉」の魅力とは

2013/12/02 【明日を楽しむレシピ】

とんぼ玉の魅力

 

小さなガラス玉の中に広がる幻想的な世界。穴の空いた丸いガラス玉「とんぼ玉」はビーズの仲間ですが、その存在感は特別なものがあり「小さな宇宙」とも呼ばれています。

アクセサリーやギフトとしても人気を集めていて、全くの初心者でも少し習えば作れるようになります。今回は、古くて新しいアクセサリー、とんぼ玉の魅力をみていくことにしましょう。

 

絵やデザインに凝ったものも多く、光の具合によっても魅力が倍増

改めて「とんぼ玉は見たことがない」という方も、かんざしの先などについている丸いガラス玉は見たことがあるのではないでしょうか。最近ではネックレスに使われていますので実際に見ると「ああこれ」とおわかりになるでしょう。とんぼ玉の魅力と言えば何と言っても「柄と色合い」です。比較的大きいものが多いため、描かれる絵やデザインも凝ったものが多く、入る光の具合によっては更に魅力が増します。まさに「小さい宇宙」と言えるでしょう。

 

吉野ヶ里遺跡からも見つかったとんぼ玉 

とんぼ玉の起源は明らかになっていませんが、エジプトなどでガラスの発明から間もない時代に見つかっています。日本では吉野ヶ里遺跡から、勾玉とともに小型のとんぼ玉が出土。その後、奈良時代には製法が伝えられ国内で生産していたようです。現に正倉院にはとんぼ玉とともに関連する書物なども収蔵されています。江戸時代に入り、長崎などで大量に作られるようになったことから、かんざしなどの装飾品に多く使われるようになりました。

庶民に人気を集めたものの、とんぼ玉が付いたかんざしや根付などは、江戸幕府ではぜいたく品とみなされ奢侈禁止令により処罰の対象になりました。これにより「とんぼ玉の歴史は絶えた」とも言われていました。

しかし、戦後になり、江戸時代に制作されたとんぼ玉などを参考にさまざまなものが復元されるとともに、いまでは多くの職人が多彩なデザインのとんぼ玉を制作しています。

 

体験できる施設も充実

ちなみにとんぼ玉の「とんぼ」の由来ですが、昆虫のとんぼの複眼のような「とんぼ柄」をした美しい玉が江戸時代に広まったことからきているといわれています。この古くて新しいとんぼ玉は、現在ではかんざしをはじめ、ネックレスや指輪、ピアス、ヘアゴム、ブレスレット、ケータイストラップなどにも広く使われています。

制作技法としては、「巻き付け」や「ロール」、「型押し」.「研磨」といった工程がありますが、簡単に言ってしまうと、ガラスの棒を溶かして、くっつけたり、伸ばしたり、引っ掻いたりして多様な模様を作りだしていきます。バーナーなど特殊な器具も必要になりますが、体験できる教室や施設、工房もありますのでまずはそういう施設に行ってとんぼ玉の魅力に触れてみるのも楽しいかもしれません。「とりあえず見てみたい」という方には色とりどりのとんぼ玉が見られるミュージアム(http://www.lampwork-museum.com/)もあります。

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