2014/01/24 【快適くらしのレシピ】
仕事を退職した後に、田舎暮らしをしようと夢見る人は多くいます。実際に都会を離れて田舎に移住する人もいますが、地域の人たちとの付き合いには苦労するようです。なかなか田舎暮らしが性に合わず、結局都会に引き返してくるケースもあるようです。この田舎暮らしを成功させるには、やはり地域の人々との関係を良好に保つことが大事になってきそうです。まずは都会暮らしと田舎暮らしの違いから見てみましょう。
都市と田舎の暮らしの違い
都市での生活と田舎での生活では、異なるところがたくさんあります。例えば、田舎では豊かな自然に恵まれ、都会に比べて空気も美味しい一方で、自然災害などの被害が大きいという難点があります。また、田舎は店が少ない、携帯電話やインターネットなどの通信面で不自由なことがあるなどの点も都会とは異なるところです。また、人付き合いに関しても大きな違いがあります。田舎は人口密度が低くても、人付き合いの濃度は非常に高いことが特徴です。地域で暮らす人同士は、相互扶助の意識が強く、生活の中でも非常に深く交流しており、また地域の慣習に基づいたお祭りや集会なども頻繁に開催されます。このように、隣に住んでいるマンションの住人の顔すら知らない都会とはまるで別世界です。
田舎暮らし成功の秘訣は、人付き合いにあり
こうして都会と田舎暮らしの違いを見てみると、田舎暮らしの成功の秘訣は、人付き合いがいかにうまくできるかにかかってくるといえそうです。田舎での人付き合いを円滑にするには、田舎の人が求める移住者になることがポイントです。田舎の人にとって、突然の移住者というのは、抵抗と不安が大きいものです。もし住みたい地域が決まっているのなら、事前にその地域に通い、自治会の会長さんや地域の人々と顔見知りになって、仲良くなっておくのが大切です。また田舎の人は、地域の力になるように地域おこし・地域づくりに貢献してくれる人や、地域を引っ張ってくれる人を欲しがる傾向があるようです。移住後も、都会での経験を活かし、自ら率先して地域活動に乗り出せば、住民みんなが喜んでくれるでしょう。
第3の人生のステージを田舎で成功させている人も
結婚して子どもが産まれ、その子どもが成長して結婚し、自分も仕事を退職した後も、まだまだ新しい人生が待っています。実際、第3の人生を田舎でスタートさせている人もいます。うまく人付き合いして、新しいステージでの田舎暮らしをぜひ成功させたいものですね。
