2015/01/06 【快適くらしのレシピ】
日本の冬のおなじみといえば、お餅。年が明けるとお雑煮や焼き餅、かき餅など何度でもお目見えする食卓に欠かせないものです。お餅が切れるとまたすぐに買い足すなど、1~2月は立て続けに食べるご家庭が多いのでは。
そんなお餅ですが、買い過ぎて余らせてしまったり、食べ方のレパートリーが尽きてしまったりすることもあるでしょう。そんなときにおすすめの、余ったお餅を使った新鮮なレシピをご紹介します。
お餅でクリームソースを作る
余った切り餅の使い方に困ったら、お餅の既成概念を取り払ってみませんか? 切り餅を薄切りにしてから、牛乳とだしやコンソメスープの素と一緒にお鍋でグツグツ煮て、まずはクリームソースを作ります。お餅でソースを作ること自体、斬新ですね。お餅の形が完全になくならなくても、食感を楽しめるので問題ありません。こうしてできたクリームソースをご飯の上にのせてオーブンで焼けば、立派な西洋料理のドリアになります。
定番の揚げ餅をさっぱりポン酢でいただく
お餅が余ったときや、使い方に困ったときによくアレンジされるのが揚げ餅。サラダに入れて、レタスや大根などの野菜と共にドレッシングやポン酢でさっぱりいただくのもいいでしょう。「サラダだけではちょっとあっさりしすぎている、サイドメニューとしてボリュームが欲しい」というときに、揚げ餅を加えれば立派なおかずになります。
お米と一緒に炊く
お餅をお米と一緒に食べるという発想はなかなかないものですが、炊飯器に小さく切った切り餅を入れて炊くと、もっちりしたご飯が炊きあがります。炊き込みご飯にすればさらにおいしさが増します。
豚肉を巻いてソテー
お餅をおかずのメインにしてしまうというアイデアもあります。細長く切った切り餅に、薄切りの豚肉を巻いてソテーをするだけで、立派な贅沢おかずに。お酒のおつまみにも申し分ないメニューです。特に、食べごたえがあることや、子どもでも食べられそうだということで万能メニューといえそうです。
焼いたお餅に海苔を巻いて醤油をつけてシンプルに食べるのもおいしいですが、たまにアレンジを加えることで、いつものおいしさが際立ちます。冬の間だけとはいえ、食べ飽きないように工夫しておいしくお餅を味わってくださいね。