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明日を楽しむレシピ

お花見シーズン! どうして桜が愛されているの?

2015/03/06 【明日を楽しむレシピ】

 

春になって桜が咲くと、「お花見をしたい」と考える人もいると思います。今でこそ年中行事として定着した桜のお花見ですが、これらが日本人の文化として根付いたのは、一体いつからなのでしょうか。今回は、桜やお花見に関する豆知識をご紹介します。

 

桜には神様が宿る

 

桜の語源は、富士山の上空からこの花の種をまいて咲かせた「コノハナサクヤヒメ」という、日本神話の女神に由来しているという説があり、木の花が「さくや」という言葉が転じて桜になったといわれています。一方、神様が宿る木という説もあるように、古くから他の木とは違った魅力があると思われていたようです。

 

春の花の定番は梅だった

 

平安時代の初め頃まで、日本で春に咲く花の定番は梅だったといいます。当時の和歌を調べる限り、花といえば梅という文化があり、桜が和歌で詠まれることは少なかったようです。しかし、平安前期に登場した『古今和歌集』の頃になるとすっかり桜が定番となり、現在に近い愛され方をするようになりました。

 

お花見の文化をつくったのは誰?

 

桜を観賞する習慣は古くからあったとされていますが、貴族や一部の人たちだけに許された伝統行事だったそうです。今のように宴会を開くお花見の文化をつくったのは、豊臣秀吉だといわれています。1598年、彼は「醍醐の花見」という、桜を見ながらお酒を楽しむというイベントを開催し、今までのお花見とは違ったスタイルで、大勢でわいわい騒いだそうです。

 

どうして桜が愛されるの?

 

お花見の文化が本格的に庶民に根付いたのは江戸時代だそうです。この頃になると、春になるとお花見とともに酒宴が開かれたといわれています。「長屋の花見」という落語がありますが、貧しい庶民にまで広まり、文化として定着したのです。日本人の文化に定着している桜のお花見は、庶民が楽しむようになってからは数百年程度ですが、日常生活を豊かにする一大イベントだったことに間違いありません。


それでは、なぜお花見のときに桜が愛されているのか? お花見で代表される桜といえばソメイヨシノです。このソメイヨシノ、江戸時代に「エドヒガンザクラ」と「オオシマザクラ」が自然交配してできた品種といわれています。一週間ほどの期間で満開に咲き誇り、観る人の心を魅了します。また、枯れることなくきれいな花のままで散っていく姿は、儚くも潔さが感じられます。桜が愛される理由は、桜の花言葉にも「心の美しさ」「精神の美」とあるように、桜の咲いて散るその姿は、昔から日本人の心の中にある武士道精神を感じさせるからなのかもしれません。

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