2015/04/27 【快適くらしのレシピ】
友達に何かをあげるとき、どんなものをプレゼントしたいと思いますか? 最近は、食事をふるまうことが人気になっており、物をもらうよりも好きだという人も多いそうです。今回は、どうして食事がプレゼントとして人気になっているのか、ふるまうときは何に注意すべきかをご紹介します。
もてなすのも、もてなされるのも好き
シニア層の間では、プレゼントをもらうとき、「モノよりも体験のほうがうれしい」という傾向があると言われています。「一緒に食事をする」「旅行に行く」「電話や手紙」が人気らしく、お金を払うだけでは味わうことができないものが好まれるようです。
食事が人気の理由は、コミュニケーションを取る機会ができること。一緒に外食をするのもよいですが、自宅で食卓を囲み、楽しく話すだけで十分という人も少なくありません。友達同士の気のおけない食事は、楽しいひとときになるので、何かのお礼にプレゼントするとよいかもしれません。
食事を作るときのポイントは?
自宅に友達を招いて食事をするとき、出前ではなく、自分で料理を作ってふるまいたい方もいると思います。しかし、どんなメニューを、どのように作ればよいか迷う方もいるでしょう。
シニアに人気があるのは凝ったメニューよりも、シンプルな食べ物に一工夫しているものだと言われています。調理法は、簡単に噛めて、舌や歯ぐきでつぶせる程度の軟らかさにすることがおすすめです。また、魚は骨や皮を外してほぐし、肉は細かく刻んでおくとよいでしょう。
卵と豚肉は、「健康のために意識的に食べたい食品」として人気です。友達をおもてなしする際、豚肉と卵を使った丼ものや中華風炒めなどをふるまえば、気配りへの感謝も含めて、いっそう喜んでくれるかもしれません。
子どもや孫、仲の良い友人など、喜んでもらいたい相手への食事のプレゼントは心の距離を縮めること間違いなし。一緒にご飯を食べながら会話をして、楽しいひとときを過ごしてみてはいかがでしょう。