2015/10/02 【アンチエイジングのレシピ】
長寿を目指す人にとって、健康管理は欠かせないものです。足腰が弱って寝たきりになってしまっては、いくら長生きをしてもどこにも行けないので、老後の楽しみも半減してしまいます。人間の筋力は20歳以降、一年に1%ずつ低下していくともいわれています。これを防ぎ、下降を緩やかにするためには無理のない範囲での運動を日常に取り入れることが望まれます。
早歩きをするとどんなことが起こる?
早歩きをすると、足の筋肉が刺激されて筋力アップにつながるだけでなく、体幹が鍛えられ体のバランスが良くなります。老化が進むと全身の筋力が落ち、日常生活における負担が大きくなりがちなので、こういった小さな運動はとても大切なのです。
また、適度な運動で脂肪が燃焼し、肥満が解消されたり、筋肉量の増加によって糖尿病の予防につながったりもします。早歩きは健康に長生きするためにピッタリのエクササイズだといえるでしょう。
早歩きをするときのポイント
早歩きをするときは姿勢良く、普段より大股で歩くよう意識しましょう。そうすることで、より運動効果を高めることができます。また、無理に速くしすぎるより、リズミカルに一定の速度で歩く方がいいです。
ただ、いくら早歩きがいいといっても、無理をしすぎて続かないのではあまり意味がありません。暑い夏の日中や、雨の日は避けるなど、熱中症、風邪、転倒といった別の問題を引き起こさないように、工夫して取り組むようにしてください。
日常に早歩きを取り入れよう
早歩きは朝または夕方に行い、毎日の生活の中に習慣として組み込んでしまうのがおすすめです。「今日もそろそろ行かなくちゃ」と思うと面倒になってしまうこともありますが、「8時だからウォーキングの時間だ」と決めた時間に出るほうが気持ちもうまく切り替えられるでしょう。
早歩きをするだけで体はとても元気になります。日常に早歩き習慣を取り入れて、健康的に長寿を目指してみてはいかがでしょうか。