2017/07/18 【カルチャー情報】
夏至も過ぎ梅雨が明ければ本格的な夏の到来。
そろそろ夏休みの計画を立てている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
都心部や一部の地域では7月にお盆を迎えるところもありますが、大方の地域では8月中旬ごろにお盆(盂蘭盆会、地蔵盆など)の行事をされるようです。
各企業もこのタイミングにあわせて夏期休業とするケースが多く、帰省をされる方、旅行をされる方と、毎年テレビでは混雑した駅や空港の様子が流されますね。
お盆の時期になると各地で開催されるのが「盆踊り」。その名前のとおり、もともとはお盆にご先祖や亡くなった方の霊をお祀りし、なぐさめるという意味合いもありました。
有名なものでは徳島県の阿波踊りや岐阜県郡上八幡の盆踊りなどがあります。
また、最近では地域コミュニティの活性化や町・村おこしの一環として盆踊りを開催しているところもあるようです。地域企業が協賛をするなど、大がかりに開催されることもありますし、神社仏閣の境内で、昔ながらの雰囲気で開催されていることも少なくありません。
<盆踊りは基本的に飛び入り自由。ぜひ踊ってみてください>
多くの盆踊りは飛び入り参加が自由。揃いの浴衣でビシっと踊りを決めている方たちを見ると少し気後れしてしまうかもしれませんが、振付もシンプルなものが多く、やぐらの上で踊っている方たちを真似て踊っているうちに自然と踊りの輪の中に溶け込めます。
都心では金曜など週末に開催されるものもあり、会社帰りの人がスーツ姿で気軽に参加して楽しんでいます。音楽にあわせて踊るという機会は普段あまりなく、実はとても良いストレスの発散方法にもなります。屋台のお店をひやかすのも楽しいですね。
<浴衣を着て本格的に楽しんではいかが>
また最近は浴衣ブームが到来し、様々な柄のものが既製品でも出回っていますし、下駄や帯とセットで購入することもできます。インターネットで検索すれば着付け方法もわかりますので、浴衣を着て参加するのも楽しいですね。
夏の風物詩でもある「盆踊り」。今年は見物するだけでなくぜひ踊ってみてください。
水分の補給は忘れずに!