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快適くらしのレシピ

「フレイル」を知って介護予防に!

2019/12/03 【快適くらしのレシピ】

最近、ときどき耳にする言葉「フレイル」。どんな意味があるのかご存知でしたか?

フレイルとは、日本老年医学会が2014年に提唱したもので、英語で「虚弱」「老衰」を意味する「Frailty」という言葉をもとにしています。高齢者が大病をしていないのに少しずつ衰弱してく状態を「フレイル」とし、この段階で周囲が察知し治療や投薬など適切な対策を行うことにより、元の健康な状態に戻る可能性があるということで、医療や介護の現場で注目されています。

 

<高齢者は「フレイル」の状態を経て介護状態になっていく>

厚生労働省の報告書では、フレイルは「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像」とされています。

高齢者は健常な状態から要介護の状態になるまでに、この「フレイル」の段階を経ていると考えられています。身体的なことのみならず、認知機能障害やうつなど心理的問題を伴うこともあるのも特徴です。

フレイルの基準にはさまざまなものがありますが、高齢者の日常生活を観察していて、①体重の減少 ②疲れやすく面倒くさがる ③歩く速度が遅くなる ④握力が低下する ⑤身体活動量が低下する の5つのうち3つ以上に該当する場合は「フレイル」と考えてよさそうです。

<小さなことを見逃さずに介護予防に役立てよう>

また「オーラルフレイル」と言って、口からものを食べこぼす、食事をするのに時間がかかるようになるといった、日々の食事の動作からも「フレイル」を察知できます。

食べることと話すことは最も日常的なことであり、生きることの最大の楽しみといっても過言でありません。高齢者のこの楽しみを継続させてあげることも、大切な介護予防になっているのです。

 

食が細くなる、動作が鈍くなる、物事を面倒くさがるといった状態は「年寄ならばよくあること」「まあ、仕方がない」とついつい見逃しがちです。

しかしそれがまさしく「フレイル」。介護状態になるサインとみて適切な処置、予防をしていきましょう。いかに「健康長寿」であるかが人生100年時代を生きるポイントにもなっています。

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