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快適くらしのレシピ

梅雨の季節の花を楽しもう

2022/05/30 【快適くらしのレシピ】

まもなく梅雨入りを迎えます。菜の花やチューリップ、梅、桜…と咲き誇った春の花々が終わり、たっぷりと雨の恵みを受けて夏の花へと向かっていくこの季節。

梅雨と言えばアジサイというように、梅雨時ならではの花、この時期に強い花を思う存分楽しんでみませんか。

 

<おすすめの梅雨時の花>

6月の花といえばアジサイ。土の酸性具合によって花色が変化します。日本の土は酸性のものが多いため、庭や道路端の直植えのアジサイは、ブルー系が多くみられます。ピンクや紫などの花色を楽しみたい場合は大きめの鉢植えに植えるのがおすすめです。

水を好む花ですので、晴れた日の水やりは欠かさないようにしましょう。

 

また初夏の花といえば、花の女王とも言われるバラ。雨の中でもきれいな花を咲かせますが、虫がつきやすいので、手入れを怠らずに。花ガラをこまめに取り除き、根の周りや繁った葉もこまめに掃除し、清潔に保つことが美しく咲かせるコツです。

 

6月にとてもよく見かけるようになったアガパンサス。白やブルーの花は彼岸花の仲間で、細く密集した葉の間から長い茎をのばして花を咲かせます。冬にも強く、手間がかかりにくい花です。

 

良い香りの花ではなんといってもクチナシ。沈丁花、金木犀と並んで世界三大香木の一つに数えられます。甘い香りが雨の中にただようのもなんともロマンチックです。

寒さには弱いので、鉢植えにして冬は室内に入れてあげるか、日当たりのよい暖かい場所を選んでください。

 

<梅雨が苦手な花は雨をよけてほどよく乾燥>

逆に雨に弱い花もあります。原産が乾燥地帯の花は、根が蒸れて株が傷み、根腐れして枯れてしまうこともありますのでご注意ください。

また花びらが弱い花は雨で傷み、傷んだ花びらがくっつくことで茎や株が不衛生になり害虫発生の原因になることも。

ゼラニウムやローズマリーは多水を好まないので、雨に直接当たらないようにしてあげてください。

いずれの花も、とくに鉢植えの場合は土表面の湿気や、風通しが悪くこもった空気が花にとってダメージを与えてしまいます。

繁った葉は整理し密集を避けて間をあけて植えてやってください。まめに花ガラや枯葉をとりのぞき清潔にすることも大切です。

こまめなお手入れをかかさずに、雨の日も庭先や窓辺を楽しませてくれる花々を長くお楽しみください。

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