2013/06/24 【明日を楽しむレシピ】
デジカメの普及で誰でも簡単にキレイな写真を撮れるようになりました。カメラを趣味にしたい、美しい写真を撮りたいと考えている人もきっと多いことでしょう。カメラも高額な一眼レフから、安価なコンパクトデジカメまで多種多様です。今回は、コンパクトデジカメを使った上手な撮影法をレクチャーしていきます。初心者の方が入りやすい風景を被写体に、素敵な風景写真を撮るコツをお教えします。
「風景モード」で撮影しよう!
まずは、自分のコンパクトデジカメのシーンモードを見てみてください。山のマークがあると思います。これが「風景モード」です。風景写真を撮る時は、このマークにセットしてください(もし無かった場合は、取り扱い説明書の「風景モード」の項を参照ください)。
「風景モード」はその名の通り、風景を撮影したい時に活躍する撮影モードです。近くから遠くまで全体的にピントが合うことと、発色が鮮やかに撮影できることが特徴です。青空と白い雲を撮影したい時、広い公園でみずみずしい新緑と青い空を撮影したい時、大きな建物と青い空を撮影したい時などに効果を発揮します。
風景写真を美しく撮るためのデジカメテクニック
シャッターチャンスは、突然やってきます。しかも一瞬です。旅行や散歩、買い物など、外出した時はデジカメを常に持ち歩きましょう。コンパクトデジカメ最大の利点はカメラが小さいことです。バックにもすっぽり入り、持ち歩きにもラクチン。花、夕日、森など、自分がきれいだな、と思ったらカメラを構えてとりあえずパシャリ! と撮ってみましょう。撮った画像を確認してみて、いかにも平凡な写真だなと感じた場合は、設定を変えてみたり、構図を変えてみたり、一手間工夫をしてみてください。キレイな写真が撮れたなと思った時の、それがあなた好みの設定です。
●ぶれても気にしないこと。
最近のコンパクトデジカメは手ぶれ補正機能が充実しています。シャッタースピードもかなり速いのでぶれることは少なくなってきました。しかし、たまにぶれた写真が撮れてしまった時、すぐ削除する人もいると思いますが、実はそれが意外な味になったりすることもあります。失敗したら消せるのが、デジカメの優れた点です。まずは、シャッターをがんがん押してください。数打てば当たるということもあります。
●あえて逆行を入れてみる。
逆光時はフラッシュを「発光しない」に設定してください。特にオートモードの場合、ほぼフラッシュがたかれ通常の写真になってしまいます。
●撮影モードを変える
先ほども少し紹介しましたが、デジカメにはたくさんのシーンモードがあります。風景モード、夜景モード、料理モード、夕焼けモードなど。でも風景だから風景モード、夜景だから夜景モードで撮らなければいけないものではありません。あくまで「適している」というメーカーの推奨です。シーンモードを変えて撮影すると思いがけない一枚に遭遇することがあります。ぜひチャレンジしてみてください。
最近は、画質の高いカメラを内蔵したスマートフォンやケータイが続々と登場しています。しかし、スマートフォンのカメラはあくまで機能の付属品です。写真を撮るという点ではデジカメには勝てません。デジカメは、ケータイでは撮れない描写力があります。使い方を知り、上手に撮影できるようになると、カメラがきっと好きになります。撮影テクニックは後からついてきます。まずはカメラを好きになることから始めませんか。