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終活のレシピ

終活の考え方を整理してみました

2013/06/07 【終活のレシピ】

終活近年、よく使われる終活という言葉ですが、皆さん、「終活」の定義について知っていますか。そこで終活について考えてみたいと思います。

 

日本人は生前に「死」について考えることを好みません。自分が死んだ後のこと、お葬式の事前準備などに対し、いわゆる「縁起が悪い」と考える風潮があります。訪れて欲しくないことはなるべく目をそらすようにしてきました。
しかし、果たして、その考え方でよいのでしょうか。自分が生前に「死への準備」を何もしていなかったばっかりに、残された家族を困らせてしまうことがあります。生きている間に、しっかりと死への準備をすることは残された時間を輝くものにしてくれます。

 ここ数十年で、日本人の死生観が若干変わってきました。最近は生前に遺品整理をお願いする人がいるそうです。その理由は、自分が死んだ後に遺された家族に遺品の整理という負担をかけないようにするためです。終活は自分自身のためでもありますが、自分に何かあったとき、遺された家族への愛情、思いやり、感謝の気持ちの表れです。そのようなことを考えながら備えつつ、「終活を楽しむ」「生きている充実感を味わいたい」「新しい人生を考える」、そんな考え方が全国的に広がっています。

 

 

「お金・モノ」「医療・介護」「葬儀・お墓」「想い・思い出」終活は大きく分けると4つに分けられます

いろいろある終活ですが、多くの方が注目しているのが、実は「お墓」です。お墓を購入する方の約8割が生きている間に購入しています。
なぜ、多くの方が購入するのか。それは生前の方が、メリットが大きいからです。仏教的には生前に作る生前墓を「寿陵(じゅりょう)」と言います。めでたくて縁起が良いとされています。古くは秦の始皇帝、聖徳太子や昭和天皇も寿陵を建てていました。東洋だけでなく、エジプトのピラミッドにも寿陵が数多くありました。生きている間に自分の冥福を祈るということは、仏教ではとても徳の高いことなのです。

 

もう一つ大きなメリットがあります。それは、税金対策になることです。墓地の購入は、法的には「所有権」ではなく「使用権」となりますので、不動産取得税、固定資産税や都市計画税などの税金がかかりません。お墓は相続財産とは異なり、祭祀財産として扱われ、これは非課税となります。また、仏壇や納骨堂もお墓と同様で非課税になります。そのため、生前に揃えておけば、残される家族への負担を減らすことができます。ただし、現金で支払うことが条件です。

 

お墓や仏壇などの購入は生きている間の方が絶対におトクです。相続税がかからない、ということは大きな利点ではないでしょうか。終活はいろいろとありますが、どれから手を付けようか迷っている人は「お墓」を最優先にしてみてはいかがでしょうか。

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