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東国最古級の718年(養老2年)開基と伝わる古刹であり、相模國一之宮である寒川神社の別当寺として創建された。寒川町内では最古の寺院で、御本尊である木造の大日如来坐像(平安時代作)は寒川町の重要文化財に指定されている。
江戸時代には中本寺格の寺院として発展し、現在の寒川町、海老名市、藤沢市にまたがる18ヶ寺の末寺を持ち、「一之宮門中」、「大塚門中」と称された。1633年(寛永10年)の『関東真言宗古義本末牒』には「法談所」と記されており、この地域における真言宗僧侶の養成機関としての役割を担っていたと考えられる[1]。また、1821年(文政4年)には「相模国準四国八十八箇所」の霊場として弘法大師坐像が安置された[2]。