2016/09/23【お墓と供養 】
「掃苔」という言葉をご存じですか?近年ではあまり使われなくなりましたが、読んで字のごとく「苔をきれいに掃き清める」こと、つまりお墓参りのことをさす言葉です。 また、ご先祖のお墓参りに限らず、歴史上の人物や著名人のお墓を詣でる趣味を持つ人を掃苔家と呼ぶこともあります。昨今では「墓マイラー」という...
2015/10/13【お墓と供養 】
人が亡くなると墓所に土葬(埋葬)することが慣習でしたが、明治時代以降、疫病等衛生面での観点から日本のほとんどの市町村では、火葬をすることが、法律で定められています。そのために、火葬場でご遺体をお骨にするのですが、この際のマナーがよく分からないというご相談があります。そこで今回は、...
2015/09/28【お墓と供養 】
葬儀に参列する際には、正式礼装を着用するのが常識です。とはいえ、年々、葬儀の形式も多様化し、認められる喪服の形も変わってきています。洋服で葬儀に参列する場合にはどのような喪服を選べばよいのか、一度確認してみましょう。 男性の喪服 男性の喪服は、...
2015/08/27【お墓と供養 】
葬儀というものは、予定を立てて行うものではないので、もしものときに備えて葬儀費用を準備しておくことも大切ですね。では、この費用はどのくらい用意しておけばよいのでしょうか? 葬儀の全国平均額 予期せず突然に起きた身内の不幸は、多くの場合、驚きと悲...
2015/07/31【お墓と供養 】
一般的に「友引に葬儀をすべきではない」といわれていますが、そもそも「友引」とは一体何でしょう? 世間一般でいわれているからと何となく慣習として理解されている方も多いのではないでしょうか。「友引」とは「六曜(ろくよう・りくよう)」という暦注の中の一つです。 歴注の「暦」と...
2015/01/16【お墓と供養 】
現在は音楽葬や花祭壇葬等さまざまな葬儀の形があり、それぞれが望む方法で故人を悼み送り出しています。その中でも今回は「直葬(ちょくそう)」について触れてみたいと思います。 直葬とは、簡単にいえばお葬式をせず火葬だけを行う葬法で、一般的に行われている通夜や葬儀、告別式などの儀礼...
2014/12/21【お墓と供養 】
宗旨や宗派にとらわれず、完全に自由な形式で行われる自由葬という葬儀をご存知ですか? 背景には故人の個性を尊重したいという遺族の気持ちがありますが、参加者の中には違和感を覚える人もいるようです。そこで、自由葬の内容やメリット、デメリットを見ていきましょう。 ...
2014/09/16【お墓と供養 】
朝晩は涼しくなってきたとはいえ、まだまだ残暑厳しい日が続いている9月。今年も「お彼岸(ひがん)」の季節がやってきました。「暑さ寒さも彼岸まで」といった慣用句でも耳にするこの「お彼岸」。しかし、「そもそも、なぜ春と秋にお彼岸はあるのか?」「意味は?」そんな疑問を抱いている方も少なく...
2014/08/25【お墓と供養 】
今や子どもの数よりペットの数の方が多いと言われている日本。医療技術の発達などからペットの寿命も延び、私たちと過ごす時間も長くなってきています。家族の一員としてつらい時も楽しい時も一緒に過ごしてきたペットですが、やはり人間の寿命の方が長いため悲しい「お別れ」を経験しなければいけない...
2014/08/12【お墓と供養 】
夏の風物詩と言えば花火。この季節日本各地で花火大会が開かれています。夜空を彩る大輪の花の美しさは、毎年見ていても色褪せることはありません。皆さんの中には、既にいくつかの花火大会を楽しんできたという方も多いのではないでしょうか。実は夏の花火には御霊への深い思いが込められています。今...
2014/07/02【お墓と供養 】
仏教では新しくお墓を建てたときや、仏像を作ったときなどには、魂入れをします。この魂入れのことを「開眼(かいげん)」と呼び、「開眼式」という儀式の中で行われます。この開眼式が日本で初めて行われたのは、奈良・東大寺の大仏についての開眼供養だったと伝えられています。その壮大なスケールの...
2014/01/08【お墓と供養 】
深川製磁 製作 今は生前から自分の骨壺を選ぶ時代です。家族に自分の骨を拾って納めてもらう骨壺は、やはり親しみやすく、美しく優雅なものを選びたいものです。その骨壺の種類も豊富です。九谷焼や大理石、青磁などの素地によってもさまざまなものがありますし、花柄や彫りなどの模様など色々なも...
2013/12/04【お墓と供養 】
地球温暖化、ごみ問題、オゾン層破壊などさまざまな環境問題をどのように解決していくかということは人類全体の課題と言っても過言ではありません。地球にやさしい環境の実現に向けて、各分野で取り組みが始まっていますが、葬儀業界でも木製に比べて二酸化炭素(CO2)の排出量が少ない紙製の棺...
2013/11/08【お墓と供養 】
造花、プリザーブドフラワーを使った供花が人気 故人の供養に欠かせないのが「供花」ですね。三省堂大辞林によると、供花とは「仏や死者に花を供えること。また、その花。きょうか。くうげ」と定義されています。毎日お仏壇に欠かさずお花を供えているという方も多いかと思います。最近この仏壇...
2013/08/16【お墓と供養 】
周りをよく見てみると、最近では一昔前と違い、墓石の形も千差万別になってきました。お墓の大きさや形、石の素材に特別な決まりはなく、自由に選ぶことが可能です。 しかし、お墓を設置する墓地によって、大きさや形が決められていることもあるため、確認することが必要となります。墓地による制限がなければ、...
2013/07/24【お墓と供養 】
葬式の際に耳にする機会がある、「戒名」という言葉。でも、改めて意味を尋ねられると困ってしまいませんか? 日本では、室町時代から仏式のお葬儀が執り行われるようになりました。そして、戒名の文化も室町時代から始まったといわれています。 本来、戒名は仏の道に入り仏教徒として授けられ...
2013/07/23【お墓と供養 】
葬儀の際に、遺影写真に適した良い写真が見つからないというケースは実に多いものです。人生の最後を飾る写真ですから、その方の人柄を感じることのできる写真が理想です。残された家族にとって心の絆としても残るものなので、できれば元気な時のはつらつとした姿を残してあげたいものです。生前に準備する余裕があ...
2013/07/23【お墓と供養 】
毎朝、先祖に手を合わせる時はローソクを灯して線香を焚き、お供え物を供え、経やお念仏を唱えるのが習わしとなっています。どうして仏教の場ではローソクを必ず灯すのでしょうか? これは、仏様のまわりを明るく灯し、知恵と慈悲を称えるという意味があるとされています。 昔から明かりは貴重なものとして、宮...
2013/07/23【お墓と供養 】
日本では昔から、近親者が亡くなられると喪に服すという意味で、年賀状の代わりに喪中はがきを送るという風習があります。今までは、印刷を業者にお願いして送るイメージが強くありましたが、最近ではパソコンで制作する方が増えてきています。喪中はがきは制作するにあたって、注意点がたくさんありますのでぜひ覚...
2013/07/23【お墓と供養 】
日本人は昔から悪いものを追い払うために、塩を用いて清めるという慣習があります。神事では、必ずと言っていいほど塩が供えられています。また、店先や玄関に塩を盛り、清めや商売繁盛の習慣として今も受け継がれています。葬式の時に撒くお清めの塩も、日本ではポピュラーな習慣です。ですが、清めに塩を使うとい...