2015/08/31 【快適くらしのレシピ】
香りは日常生活において身近なものです。さまざまなシーンに用いて楽しんでいる方も多いようですが、実は快適な睡眠にも、香りは大いに役立ちます。ここでは、眠る前に気持ちを落ち着かせ、心地よく眠りにつける香りを紹介します。
睡眠と香りの効果
健康のために、睡眠の質は非常に大切です。しかし、多忙で充分な睡眠時間が取れない、眠っても疲れが取れない、眠りが浅く夜中に何度も目が覚めるなど、睡眠に不安を抱えている人も多いと思います。
睡眠は一日の疲れを取り、明日の活力をチャージするための時間です。次の日をイキイキと過ごすために、夜はぐっすりと眠り、朝はスッキリと目覚められるような睡眠を取りたいもの。そのためには、就寝時刻の1~2時間前に心を落ち着かせてリラックスすることが重要です。
それを実現できる手段として、アロマオイルによるリラクゼーション方法が挙げられます。アロマオイルには、リラクゼーション効果以外にも、鎮痛効果・抗アレルギー作用・ストレス緩和などの作用が認められており、注目され始めています。医療機関や介護施設でも、精油を用いて行われる療法であるアロマテラピーを取り入れているところが増えているのです。
アロマオイルは、香りによって異なる作用があると言われていますが、睡眠前には、鎮静作用のあるものを選びましょう。
お勧めのアロマオイル
鎮静作用のあるアロマオイルで代表的なのはラベンダー。体のリズムを整え、深くリラックスできる香りです。その他、甘みがある優しい香りで、ストレスや緊張を和らげるオレンジ・スイート、リラックス効果がありスパイシーであたたかみのあるスイートマジョラムなどもよいでしょう。
他にも、カモミール、ネロリ、マンダリンなど、種類はたくさんありますので、ショップでいくつか試してみて、自分の好きな香りを見つけてみてください。
アロマオイル専用の拡散器がなくても、ハンカチやティッシュに好みの香りを数滴たらせば、充分香りを楽しむことができます。就寝時刻の1~2時間前には、香りをそばにおいてリラックスした気持ちで過ごすのがおすすめです。
好みの香りを見つけて、心身ともにリラックスしてよい睡眠を取り、爽やかな朝を迎えては如何でしょうか。