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- お墓博士(全優石会長 吉田剛)の一言 -

親の墓を子が建てるのは人としての義務

2013/08/19 【お墓博士の一言】

「子供たちに迷惑を掛けたくないので…」と生前にお墓を建てる方が近年増えているようです。 皆さんはどう思われますか。子を思う親心として評価されますか。

 

定年を迎え、生活も安定している方が、あの世の住まいづくりを考えられて生前墓を建てようとされるなら、ご自分のお金で建立されても不自然はありませんね。 問題は、いま特にお墓を建てようとは思わないが、子供たちに迷惑を掛けたくない、負担を掛けたくないから今のうちに自分たちで建てておこうというのはいかがなものでしょうか。

 

私はこの考え方は日本の社会を支えてきた先祖崇拝という日本人の心の原点を根本から崩壊させる間違った考え方だと思います。。 溢れる愛情を注ぎ、大変な思いをして子を育てた親が、やがて老い死を迎える。 子はどんなに感謝してもしつくせないのが当たり前です。 その親の墓を子が建てる、これは当然のことです。 何故子供に遠慮する必要があるのでしょうか。これは子が人間として行う義務です。 こういう当たり前のことを妙な遠慮によって崩壊させてしまうから、日本の社会がおかしくなってきているのではないでしょうか。

 

嫁に遠慮する姑もしかりですね。 昔から嫁と姑の仲が悪いというケースが多々ありました。私は仲が悪いのではなく、嫁にとって姑はけむったい存在なのだと思います。人間自分が間違っているとわかっていることでも、それを人から指摘されるとおもしろくないのが常です。ましてや自分の知らないことを日々厳しく注意されれば、うるさい姑と思うのは当然です。

 

そして今日姑は嫁に妙に遠慮して厳しいことを言わなくなりました。 その結果、非常識なことを平気でするお嫁さんが増えていますが当然ですね。 嫁さんの躾係りが不在なのですから。そういう親に育てられる子供が増えていく日本の将来が心配です。口うるさい姑がいてこそ人として大切なことが受けつがれていくのです。 生活の知恵、習慣や風習、人間関係や家の歴史、先人が築き上げた秩序や伝統、しきたり、これらは意味がある大切なことです。親から子へ、子から孫へ伝えていくべきですね。

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