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- お墓博士(全優石会長 吉田剛)の一言 -

お墓参りは人づくり

2013/10/16 【お墓博士の一言】

安倍首相は、「日本を取り戻す」というスローガンを掲げ、20年に及ぶ不況からの脱却を最大のテーマに、アベノミクス政策を遂行、その成果が期待されています。

 

景気が回復し、収入が増え、生活が豊かになることは願ってもないことであり、私も心待ちにしております。しかし「日本を取り戻す」ということは、経済が豊かになればよいということなのでしょうか。 それは違うと思います。いかに経済が豊かになっても、先祖を敬い、親を敬い、誠実、勤勉、そして人を思いやる、感謝するという日本人の心を見失い、拝金主義、利己主義、子供たちの間ではいじめがはびこる日本になったのでは、日本を取り戻したことにはなりません。

 

日本を取り戻すということは、経済発展だけでなく、日本人の心も取り戻さなければなりません。その為には日本の未来を背負う子供たちの教育がとても重要です。 教育=学力向上のきらいがありますが、心の教育をおろそかにして良い国家はできません。国は経済政策と同じように、児童の心の教育に力を注ぐべきだと思います。

 

身近な所では、お墓参りの奨励、啓発を国を挙げてして欲しいと思います。お墓参りは大事な教育行事です。お墓参りは人づくりです。先日お会いした作家の山本一力さん(小説 あかね空で直木賞受賞)は 「先祖を敬うという精神、その心を養うお墓参りは日本人の教養です」と仰ってました。 「ですからうちの新年はお墓参りで始まります。かみさんの作ったおせちを持って、家族全員で行く。 上の子は大学生で友達からいろいろ誘いがあるようですが、正月の単独行動は許しません」と言っておられました。そして山本家は年6回はご家族全員でお墓参りをされるそうです。素晴らしいご家庭ですね!

 

山本さんは大変苦労をされて今日の成功を収められた方です。14歳で高知から単独上京、新聞配達をしながら高校を卒業された後、10数回転職して作家になられました。 多くの小説を書かれていますが、題材は異なっても思いやり、義理人情、感謝、努力といった日本人の心が全ての小説の根底に描かれています。 だからファンが多いのではないでしょうか。

 

山本さんは、親に小さいころからお墓参りに連れて行かれたそうです。正にお墓参りは人づくりですね。 そしてお母さんが毎朝炊いたご飯を真っ先に仏壇に供える姿を見て育ったそうです。茲に児童教育の答えがあると思いますが、皆さんはどう思われますか。

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