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- お墓博士(全優石会長 吉田剛)の一言 -

「永遠の0」という映画を観て泣かされてきました

2014/01/07 【お墓博士の一言】

 明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年末に「永遠の0」という映画を観ました。物語は祖父だと思っていた人とは血のつながりがなく、本当の祖父は太平洋戦争で特攻で戦死した人であることを知り、お孫さんが主人公の祖父がいかなる人物であったかを知りたくて、生き残った数少ない祖父の戦友を訪ね歩き紐解いていきます。 そしてすぐに分かったことは、祖父が海軍航空隊随一の飛行技術を持った優れた零戦のパイロットであることでしたが、なぜか海軍一の臆病者、非国民のレッテルを張られ、上官や部下に白い目で見られていたことを知り、悲しい思いをさせられます。


しかし臆病者と言われていた祖父が何故特攻隊に自ら志願したのか…その真実の姿を求めて調査を進めていくうちに、祖父が自分のためにではなく、家族のために命を大切にする真に勇気のある人間であったことに気付かされていきます。 お国の為に戦い死ぬことが本分とされていた時代です。 家族のために命を大切にするという生き方は非国民であり、それを貫き通すことは並大抵のことではありません。 真の勇気とは何か、何のために生きるかを考えさせられました。


そして生きることを決して諦めなかった主人公が最後に自ら特攻隊に志願して帰らぬ人となります。 なぜ死ぬことが使命である特攻隊に志願したのか。そこに至る主人公の心の葛藤を思うと涙が溢れました。


2度とあってはならない戦争の残酷さ、悲惨さ、命の大切さ、家族の絆、人としての真の勇気、そして現在の自分があるのは先祖があるからであり、それをまた次の世代につなぐ責任があることを作者の百田氏は伝えたかったのではないでしょうか。 戦争を知らない若い方にぜひ観て頂きたいですね。


主人公の戦友の一人に余命を宣告された癌の患者がいました。その人は「自分は宣告された余命を過ぎたが生きているのは、お孫さんに主人公のことを伝える使命があったからに違いない」と言っていました。 亡き人への最高の供養はその人をいつまでも忘れないことです。そのためにはその人を語り継ぐことが大切です。 我が家では毎年元旦に家族全員でお墓参りに行きます。小学生の孫がお墓の掃除を手伝い、順番にお線香をあげ、私たちを見習って墓前に額ずき手を合わせます。そして私は我が家の歴史や亡くなった私の父や母の話を孫にします。そうすることが私の大切な役目だと思っています。

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