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- お墓博士(全優石会長 吉田剛)の一言 -

津波の恐ろしさを後世に伝える津波記憶石建立事業

2014/12/02 【お墓博士の一言】

宮城県女川町に28基目となる津波記憶石を建立しました。2011年3月、東日本を襲った未曾有の大震災は多くの尊い命を奪い去りました。お墓作りは「心の福祉産業」をモットーに31年前に設立された全優石です。

何かお役に立てることはないか…、否、お役に立つべきだという強い意志のもと震災発生直後に東日本復興支援委員会を設置し、義援金の募集を始め倒壊した墓石の修復支援隊の派遣など、様々な支援活動を行って参りました。

 

 

津波記憶石建立事業もその活動の一つで、犠牲になられた多くの方々の霊を慰霊すると共に、津波の恐ろしさを後世に伝える為、津波が襲った被災地のウオーターライン500キロに500基の津波記憶石を建立していこうという壮大な事業です。

 

 

この度28基目となる津波記憶石を女川町へ寄贈、去る11月26日に除幕式が執り行なわれました。
当日は荒れ模様の天候で残念ながら室内での式典となりましたが、女川町長始め、地元関係者多数参席のもと執り行われ、地元の皆様に喜んでいただきました。

 

 

女川町の人口は1万人、そこへ最大津波高20メートルとも言われている津波が襲いかかり、死者・行方不明者827名という県内でも最大の被害を被りました。震災発生の翌月、私も現地を視察しましたが、住宅地は原爆でも落とされたかのように見渡す限りの瓦礫、海辺から100メートルぐらい離れたのところに建っていた4~5階建てのビルが横転、女川駅から200メートル以上離れた丘の中腹にある墓地の墓石の上に列車が押し上げられていたり、その光景は想像も及ばないものでした。


茲に改めて亡くなられた方々のご冥福を衷心よりお祈り申し上げますと共に、この記憶石が少しでも慰霊の役割を果たしてくれることを願ってやみません。

 

 

なお、今日までに建立した津波記憶石の素材(石)、加工、施工等々すべて全優石会員のボランテイア協力によってなされていることを申し添えますと共に、昨今のせちがらい世の中において、このような会員がいることをとても誇りに思っております。

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