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お知らせ

第35回(2022)全国統一 全優石 お墓購入者アンケート調査結果発表

2022/08/26 【お知らせ】

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第35回 全国統一 全優石 お墓購入者アンケート

お墓建立費用、全国平均額169.3万円、昨年より9.2万円のアップ

和形のお墓31.3%、シンプルな洋型が46.0%と洋型化進行

最も高い九州と最も安い北海道では価格差56万円

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全国約300社の石材店で組織される「一般社団法人 全国優良石材店の会」(事務局:東京都品川区、会長:吉田 岳、略称:全優石)が実施した「2022年お墓購入者アンケート調査」の最終結果がこのほどまとまりました。この調査は、今年3月1日~5月31日の3か月間に、全優石に加盟する全国の石材店で実際にお墓を購入した人を対象に、郵送法(郵便による自記式調査)で実施しました。

今年の春、実際にお墓を購入した人に対する全国規模での調査で、有効回答数は1655名。お墓購入者の実態や意識を知る上で国内最大規模の調査です。2004年から毎年春に実施していて、今年で18回目となり、18年間の年次推移も把握できる貴重な資料です。以下が調査結果の主なポイントです。

■墓地と墓石を「同時新規購入」は全国で45.7%でした。お墓を建立した人の約2人に1人は、新規墓地を購入していることが分かります。墓石タイプ別では。伝統的な和型を建てた人の新規墓地購入は26.2%と少なく、相対的に既存墓地比率が高くなります。洋型、デザインのお墓を建てた人は新規墓地(洋型は59.4%、デザインのお墓は54.5%)が多い傾向にあります。

■建てたお墓の形を全国でみてみると、伝統的な和型31.3%、シンプルな洋型46.0%、デザイン墓15.6%となりました。伝統的な和型は、10年前と比較すると約10%低くなっていますが、ここ3~4年は、30%台前半の建立比率で、一定の和型志向層が存在することが窺がえます。

■2004年からの推移でみてみると「伝統的な和型」が66.5%から35.2%減少し31.3%に、「シンプルな洋型」が22.7%から23.3%増加し約2倍の46.0%に、「デザイン墓」が6.1%から9.5%増えて15.6%になっています。

■関東地方、特に一都3県では、洋型67.2%と過半数を占め、和型は15.4%に減少しています。洋型とデザイン墓を合わせると79.3%と約8割を占めます。洋型お墓は台石の上に、低く横長の幅の広い石碑を載せた形で建つのが一般的で、安定感があり、地震での倒壊のリスクも低く、かつ価格も低予算といったことが人気の秘密です。また洋風の民営霊園などの登場、故人が好きだった文字などを自由に墓石に刻むことができるなどの点も大きく影響していると思われます。

■しかし地域別にみてみると、浄土宗・浄土真宗の多い北陸地方で73.5%、中国地方で72.2%、近畿で64.0%、四国地方58.5%と西日本では、伝統的な和型お墓が50%以上を占め、伝統的な和型への根強い支持が窺がわれます。

■墓地取得費用を除いた墓石の購入金額は、100万円~200万円台が最も多く48.6 %と半数近くを占めます。次いで、50万円~100万円が21.2%、200万円~300万円が18.2%でした。

■次に平均購入価格を計算してみると、全国平均で169.3万円となり、昨年の160.1万円よりも9.2万円のアップになりました。。平均価格は、この10年間はほぼ160万円台で推移しています。(2020年157.0万~2016年170.4万)

■墓石タイプ別の平均単価で、最も高いのはデザインのお墓で184万円、次いで伝統的な和型の183.6万円、最も安いのはシンプルな洋型で157.2万円でした。伝統的な和型とシンプルな洋型の価格を比較すると、26.4万円の差があり、タイプ別で最も建立数が多いシンプルな洋型が、全体の平均価格を押し下げていることが見て取れます。

■地域別にみてみると、お墓が最も高いのは九州地方(198.0万円)、次いで関東地方(173.0万円、一都三県(172.9万円)、中国地方(171.5万円)、近畿地方(170.1万円)、北陸地方(168.8万円)、四国地方(161.8万円)、中部地方(158.0万円)、北海道(142万円)の順になりました。最も高い九州地方と最も安い北海道地方では56万円の地域差があります。

■「墓石選びで重視したことは」という複数回答に対して、①石の色が44.0%、②石の材質40.4%と石そのものに対するこだわりが強いことがわかりました。また石の色、石のデザイン、シンプルなデザイン、自分らしいデザインなどのデザイン項目は72.4%となっています。

■「墓石選びで重視したことは」について別角度からみてみます。
・地域の特徴をみてみると、北海道、北陸、四国、九州といったエリアで「手入れのしやすさ」が平均(23.1%)より10%以上高くなっており、気候・天候・環境を反映させる結果となっています。
・お墓のタイプ別にみてみると、平均に比べ、「伝統的な和型」の方は、「石の材質」「国内産の石」が高く、「シンプルな洋型」は、「石の色」「価格の手頃さ」が高い「デザインのお墓」は、「石のデザイン」「自分らしいデザイン」が高いという具合に、それぞれのお墓タイプにより、こだわりの違いを示しています。

■「墓石を購入する際に参考にした情報は」の複数回答に対し、圧倒的に多かったのは「石材店のアドバイス」59.4%でした。次いで「墓地に行って他の墓石を参考にした」が37.3%でした。3番目に「石材店のショールーム」32.4%があげられ、トップの「石材店のアドバイス」、4番目の「石材店のチラシ」と合わせると91.8%となり、石材店の影響力が大きいことがわかります。また「墓地に行って他の墓石を参考にした」と「石材店のショールーム」をプラスすると69.7%となり、一生一度の買い物はより慎重に、自分の目で確かめる傾向が窺がえます。

■「参考にした情報」の墓石購入価格別にみてみると高額墓石購入になればなるほど、石材店の影響力が高まります。
・50万未満の低額購入層は「家族や親戚の話を参考にした」の比率が高い。
・100万円以上300万円未満の層は「石材店のショールーム」が他の層に比べ高い傾向にあります。
・500万円以上の高額購入層は「石材店のアドバイス」が73.1%と特に高い傾向にあります。

■17.5%の人が、「納骨堂」「樹林墓」「合祀墓」「散骨」等も検討するが最終的に「石の墓」を選択
お墓を建てる前に考えていたお墓や関心事について聞いてみると、石のお墓を建てた人に対する質問だけに、圧倒的に「石のお墓」が多く82.5%、次いで「納骨堂」9.7%、「樹林墓」9.3%、「合祀墓」4.4%、「散骨」2.7%という結果でした。当初から石の「お墓を検討していた人」は、全体の82.5%で、「それ以外の人(17.5%)」は、当初は「石のお墓以外」を含めて検討していいましたが、最終的に「石のお墓」を建立していることになります

<<調査の目的>>
本調査は、実際にお墓を購入した人々の実態や意識などを知る目的で2004年から毎年春に実施されており、今回で18回目。調査の規模は業界最大級であり、例年調査データが金融機関の資料にも活用されています。
 

<<調査概要>>
調査期間 :2022年3月1日(火)〜5月31日(火)
調査方法 :応募ハガキによる自記式調査
調査地域 :全国
対象者条件 :上記期間中に全優石認定店で墓石をご契約の方
有効回収数 :1,655サンプル(昨年  2,132サンプル)
 

<<メディアの皆様へ>>
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<全優石に関するお問い合わせ先>
一般社団法人 全国優良石材店の会
事務局 TEL:03-5423-4014 / E-Mail:zenyuseki@triton.ocn.ne.jp

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