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カルチャー情報

映画「死に花」平均年齢73歳が一攫千金を狙う物語

2013/07/25 【カルチャー情報】

死に花

2004年5月に全国劇場公開された映画『死に花(しにばな)』。原作は太田蘭三の同名小説で、『ジョゼと虎と魚たち』で大ヒットを飛ばした犬童一心監督がメガホンを取りました。この映画は、億単位の入所保証金が必要になる高級老人ホームを舞台に、笑いあり、涙ありの人間ドラマです。

 

映画のキャッチコピーは、「もうひと花ふた花ボクらの花を咲かせましょう」。主人公は、年老いても少年の気持ちをずっと持ち続けている老人たち。平均年齢はなんと73歳! 死を考え始める年齢だが、人生の終盤にもうひと花咲かせようとする彼らの、等身大のシニアが抱く気持ちを代弁してくれているかのような生き様がテンポ良く描かれています。

 

少しあらすじをご紹介します。東京郊外の瀟洒な老人ホームで自由気ままに暮らしていた老人たち。ある日突然、仲間の死に直面します。亡き友の残した「死に花」というタイトルのノートを偶然見つけると、、穴を掘って銀行から17億円を強奪するという衝撃的な計画が詳細に書かれています。それを見た老人たちはバカにするどころか、大興奮し、全員が銀行強盗の計画に大賛成! 最後の花火を打ち上げようと、人生最後の夢とばかりに17億円の現金を狙い、穴を深く深く掘る男たち。果たして彼らが掘った先には何があるのか――そこには誰もが予想しない意外な結末が待っている――。

 

内容もさることながら、この映画は豪華なキャストが注目されました。山崎努のダンディズムをはじめ、宇津井健の熟練の演技、青島幸男のセクハラオヤジぶり、谷啓のオトボケ、長門勇の天然キャラなどなど。

監督曰く、このベテラン俳優をキャスティングした理由は、人間的な深みを持ったベテランを起用することで、魅力的な登場人物たちの瑞々しい躍動感を表現したかったそうです。また、物語のポイントとなる長老役には、国民の誰もが認める俳優・森繁久彌が演じています。

 

 映画を一言で説明するなら、シルバー俳優オールスターズによる痛快金庫破り映画です。老いというテーマを、犬童監督ならではのコミカル&感動がミックスされています。映画の中で、特に注目してもらいたいのが、主人公の仲間の1人が急死し、生前に自らの葬式を完璧にプロデュースし、自分らしい人生の大団円を遂げた見事なお葬式シーンです。終活の参考になるので、ぜひチェックしてみてください。

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