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終活のレシピ

終活として相続を考える

2013/09/06 【終活のレシピ】

終活,相続

相続なんて関係ないと思っている方も多いでしょう。ですが、終活として相続を考えている方は、実は多いといいます。人にはなかなか相談できなくても、家族や子に対して財産を残してあげたいと考えている方は、増えているのです。

 

 

相続とは

相続は亡くなった人の遺産を、配偶者や子供に受け継がせることをいいます。誰が相続人として相応しいかは、民法が定めており、配偶者、子供、親、兄弟の順に相続順位が決められています。

 

相続の分配も決められており、配偶者と子供がいるのであれば、それぞれ2分の1ずつとなっています。子供が複数の場合には、その2分の1を均等に分割します。子供が3人の場合には2分の1×3で=6分の1が相続分となります。

 

ですが、相続はすべてプラスとなるものばかりではありません。負債などマイナスな部分に関しても相続されます。仮にプラスの相続よりもマイナスの相続が多い場合には、相続開始から3ヵ月以内にそれなりの手続きが必要になってきます。

 

遺言書の有無も大切です。法に基づいて制作された遺言書であれば、協議などわずらわしい過程を踏むことなく、相続の手続きがはじめられます。しかし、遺言書がない場合には、相続人の間で遺産分割協議となることもあります。

 

 

相続額がマイナスの場合には

相続とは、プラスの財産の場合だけとは限りません。マイナスの財産がある場合もあります。双方の相続がある場合には、単純に相続を承諾する「単純承認」(無条件に全権利と義務を相続すること)を選んでは、損をしてしまいます。

 

単に債務が多い場合には、「相続放棄」を選ぶのが一番ですが、相続はするが相続人の義務は得た財産の範囲でしか負担しない「限定承認」という方法もあります。

 

いずれも、相続人が自由に選択可能です。相続が開始した時期から3ヵ月以内に決定し、手続きが必要になります。相続する際には、十分に調べる必要があるのは、当然のことですが、こういった不幸な結末となる単純認証のケースも、後を絶ちません。

 

残されたものにとって、個人の相続する財産を把握するのは困難なことも少なくありません。こういった相続する財産の詳細を残してあげることも、終活として考えておく必要があります。相続は専門的分野でもあるので、案外知らないことも多く、財産を残してあげたいという気持ちが裏目に出てしまうことも少なくありません。

 

 

問題が多いのは、たくさん財産を残すつもりの方よりも、家と預貯金を少し残してあげようと考えている方の遺族だといいます。終活として愛する家族のためにも、相続財産をリストアップしておいてあげることも、大切なことです。

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