2013/09/18 【終活のレシピ】
核家族化が進む中、老後の生活に不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか? 家族が遠くに住んでいたり、お子さんがいらっしゃらなかったりなど、様々な理由から一人暮らしをされているという方もいるでしょう。
夫婦2人だからとか、1人暮らしでも大丈夫と思うかもしれません。しかし、人生何が起こるか分かりません。震災や災害が起こるかもしれませんし、ある日突然病気になるかもしれません。ここでは、老後を送る生活場所についてお話したいと思います。
老人ホームに入居する方が増加!
老人ホームというと、「寂しい」というイメージを抱く方もいるかもしれません。しかし、最近の老人ホームは、施設によっていろいろな特徴を持っており、中には、住んでみたくなるような施設がたくさんあります。温泉付きの老人ホームもその一つです。
また、こうした老人ホームには、夫婦で住める部屋なども用意されています。夫婦2人で賃貸のところに住んでいたけど、同世代の方がいるから楽しいと、自ら老人ホームを選ばれる方も多くなってきました。一部の都市では、入居待ちになっている老人ホームもあるようです。
老人ホームといってもたくさんの資金が必要なところ、介護が必要な方が利用する老人ホーム、健康な人が入居する老人ホームと様々です。金額やサービスはそれぞれの施設で変わってきます。最近は、「宿泊体験」をしているホームもありまし、「施設見学会」を行っているところもありますので、もし入居を考えるときは、いろいろ検討されてみるといいですね。
また、分譲型ケア付きマンションというのもあります。一見、普通の分譲マンションと変わらないのですが、介護が必要になれば訪問介護を受けることができます。
デイサービスを利用してみる
デイサービスとは、通所介護の施設をいいます。自宅から通い、車いすでも送迎してくれるところがほとんどです。医療的な行為はありませんが、億劫になりがちな入浴や散髪、趣味も兼ねた手先の訓練やバランスのとれた食事などの世話をしてくれる施設です。
寝たきりや痴ほう症予防のためには、家に閉じこもることが最も悪影響を及ぼすといわれています。週に1、2回通うことで仲間とおしゃべりができ、いろいろな刺激を受けることができるので、寝たきり予防や痴ほう予防にも一役買ってくれます。
公民会館でのシニアクラブに足を運ぼう
各地域の公民館で、雑談会やカラオケ、笑いの会などの催しがあります。新しい仲間ができるだけではなく、いろいろな楽しみがあります。
シニアクラブでは、皆さんで旅行する企画もあります。温泉地などが主流で、普段なかなか遠出ができない方もここに参加すれば、定期的に旅行を楽しむことができます。足を運ぶだけでたくさんの仲間や企画があるので、夫婦でも、おひとり様でも気軽に参加できます。もしお探しになる際はご自分にあったサービスを見極めてくださいね。