2013/10/03 【カルチャー情報】
「芸術」と聞くと、なんだか難しいもののようなイメージをお持ちの人もいるのではないでしょうか? ですが実は手軽に触れられるものなのです。スケッチや水彩画から始めてもいいし、本格的な油絵や水墨画を学ぶのも悪くありません。また初めから油絵や水墨画にチャレンジするというと、ハードルが高いように感じる方は、塗り絵という方法もあります。ここ数年、大人の塗り絵が人気です。大人の塗り絵といっても、子どもの頃にやっていた塗り絵と同じです。
大人の塗り絵から本格的な油絵へ
子どもの塗り絵が童画やアンパンマンなどのキャラクターなのに対して、大人の塗り絵は自然の風景や浮世絵や名画などの塗り絵です。スケッチにしても水彩画にしても、多少は絵心がないと絵画を描くことはなかなかできません。その点、大人の塗り絵の場合下絵がすでにあるわけですから、後は自分が好きな色を塗っていけば作品ができ上がります。
コツは、一度に色を表現しようとしないで、下地から段々と色を重ねていくイメージで仕上げることです。クレヨンやクーピー、色鉛筆と用いるものを変えるだけで全く印象の異なる作品ができ、面白さがあります。
塗り絵で色を重ねることに慣れたら次のステップとして、外へ出かけてスケッチや水彩画を楽しめるようになるのではないでしょうか。スケッチや水彩画の描き方を勉強するのも楽しいですね。DVDや添削指導が受けられる商品やサービスもあるので初心者でも気軽に始められます。何を題材にどう描けば良いのか迷う方も、一歩外へ出れば、草木や蝶や虫からお寺など描く題材は無数に見つかることでしょう。
芸術に触れることで高まる感性
もし「本格的に絵画を描きたい」と思ったならば、油絵や水墨画はいかがでしょうか。油絵や水墨画には初心者向けのたくさんの書籍や通信講座があります。プロの意見を参考に始めれば、初心者でも怖いものなしです。
大人の塗り絵から始めてもいいし、スケッチや水彩画から始めてもいいと思います。もし油絵や水墨画に興味があるのであれば、油絵や水墨画から始めてももちろん構いません。絵を描くことで自然の風景や生き物への観察力が高まり、これまではあまり気にしなかった花や季節の変化にも敏感になって感性が磨かれます。