2014/01/02 【カルチャー情報】
現在建設中の「京都鉄道博物館」が、2016年春に開業予定というニュースが舞い込んできました。場所は「梅小路蒸気機関車館」もある梅小路公園です。鉄道ファンの方であれば、つい先日40周年を迎えた「梅小路蒸気機関車館」には、すでに行き慣れている方もいらっしゃるかもしれません。「京都鉄道博物館」が完成した後は、「梅小路蒸気機関車館」と一体運営されるそうで、新幹線や蒸気機関車、電気機関車などの鉄道車両が計50両ほど展示されることが決まっているそうで、日本最大級の収蔵車両数を誇る鉄道博物館になるといわれています。鉄道ファンでなくとも、日本の古き良き鉄道の歴史を知る新しいスポットとして訪れたい場所です。
一足先に埼玉県の「鉄道博物館」に訪れてみる
埼玉県さいたま市大宮区にも「鉄道博物館」があります。ホテルや観光スポットの巨大なレビューサイトであるトリップアドバイザーの都道府県別人気観光スポットランキングにおいて、埼玉県内で第一位を獲得しているスポットとしても有名です。
「鉄道博物館」では、実物の車輌や、明治時代初期から現代までの鉄道技術や鉄道システムの変遷・歴史を網羅できる展示を見ることができます。精巧な模型鉄道ジオラマの大きさに圧倒されたり、蒸気機関車やJR山手線、新幹線などの運転シミュレータが体験できたりするので、子どもも大人も一緒になって楽しめます。
鉄道の魅力とは
新しくできる「京都鉄道博物館」や、すでにある「梅小路蒸気機関車館」「鉄道博物館」に共通していえる特徴は、鉄道の魅力を一日じゅう思う存分堪能できるというところにあるでしょう。鉄道の魅力とは、やはり古き良き昔の日本を感じられる懐かしい雰囲気にあると、多くの人は語ります。幼少時代に近所の線路に走っていた懐かしい列車が、大人になった今、再び目の当たりにできるこの巡り合わせは、誰にとっても嬉しいものではないでしょうか。近頃は、列車に親しむチャンスが失われつつあるため、古い列車を博物館で初めて見るという子どもたちも多いことでしょう。なぜか温かみがあり、年齢問わず家族みんなで楽しめるのが、鉄道のもう一つの魅力です。