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カルチャー情報

勾玉作りで歴史を感じてみませんか

2014/09/27 【カルチャー情報】

 

日本では縄文時代からみられ、古墳時代に多く使われていた「勾玉(まがたま)」。三日月のように湾曲した玉の一方に穴をあけ、糸を通した装身具の一種で、三種の神器の一つともされています。そんな歴史ロマンあふれる勾玉は、今、現代風にアレンジされて様々なアクセサリーとして楽しまれています。今回は、皆さんでも簡単に作ることができる勾玉の魅力を見ていくことにしましょう。

 

謎にみちた勾玉の歴史


太古の昔、当時、狩猟民族であった人々が、貝類などに穴をあけ身につけていたことが分かっています。獣や魚の魂の呪いを恐れ、精霊の力を身につけることにより守られると考えていたようです。石を身につける風習は1万2千年前からあったことが北海道の遺跡からの出土品で分かっています。このようにおおよその経緯はわかっているものの、勾玉は、誰が何の為に作り始めたのかは謎の部分が多く残っているようです。
一般的には、王やその一族が権力の象徴として身につけたとの説が有力ですが、神事や占いに従事していた者も身につけていたり、薬の中に入れてあったりする事もあったりと、権力者の装飾品と言うことだけでは説明がつかないケースも多々あります。そんな太古の昔に思いを馳せながら、勾玉作りをしてみるのも素敵ですよね。

 

勾玉作りの材料と作り方


まず、勾玉作りの材料として、勾玉となる滑石(インターネットで「勾玉」、「滑石」で検索していただくと販売されています)、紐(太さ5mmくらい)、サンドペーパー(100番と400番)、耐水ペーパー(1000番くらい)を用意。さらに加工をしていくための道具として、キリ、カッターナイフ、鉄ノコギリの歯、えんぴつ(4B程度)、棒やすり(平型/円形)、 糸ノコギリ、布や新聞紙が必要になります。


作り方ですが、最初に、えんぴつ、マジックなどで好みの形を滑石に描きます。描き終わったら、次に、キリなどでまずヒモを通す穴をあけます。その後、糸ノコギリでだいたいの形に切り出し、不要な部分はカッターナイフや粗目のサンドペーパーで削っていきます。8割方、形が整ってきたら、粗目のサンドペーパーで丸く玉の形に削り、表面は細かいサンドペーパーで表面を滑らかにしていきます。

最後に目の細かい耐水ペーパーに水をつけ、表面を丹念に磨いていきます。磨いていくうちに石の光沢が出てくるので、表面の傷がなくなるまで磨きこんでいきます。仕上げに、新聞紙や布で磨くとさらに光沢が出てきますので、最後に紐を通して完成になります。

 

勾玉作りの材料が一式揃うセットも販売されている


「興味はあるが材料を揃えるのが…」という方には、滑石など勾玉作りに必要な材料をセットにしたものがネットでも販売されているので利用してみてください。

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