2014/10/12 【快適くらしのレシピ】
電子レンジを使って簡単に調理ができる蒸し器やスチーマーは、今、多くの家庭で利用されているようです。あるアンケート調査では、20代から50代までの各世代で、蒸し器やスチーマーを持っている人は半数を超えるそうです。特に、年代が上がるにつれて所有率も上がっていくそうですよ。
今回は、この蒸し器やスチーマーにはどのような種類があるのか、また、スチーマーを使う際の注意点などをご紹介します。
レンジでチンするだけで上等な料理ができる道具とは?
蒸し器やスチーマーをまだ使ったことがないという方や、持っているけれど食器棚の奥にしまっていて長い間使っていないという方は、ぜひその使うメリットをご覧ください。
・電子レンジ蒸し器
電子レンジ蒸し器とは、電子レンジで蒸し料理が簡単にできてしまう道具です。受け皿にお湯を入れてチンするだけでふかふかの肉まんやしゅうまい、蒸し野菜やウインナーなどができます。
・シリコンスチーマー
こちらも電子レンジ蒸し器の一つですが、材質がシリコンなのが特徴です。油を使わない料理を簡単に作ることができるので、ヘルシーブームがその人気を後押ししました。また、下ごしらえをしたあとはシリコンスチーマーに入れてレンジでチンするだけなので、料理初心者でも簡単に調理ができると評判です。火を使わないのも魅力です。
・タジン鍋
もともと、北アフリカ地域に古くから伝わる鍋料理の名前だったタジン鍋。とんがった帽子のような形の蓋に受け皿がセットになっています。モロッコでは、じゃがいもやにんじん、玉ねぎなどの野菜と、鳥や羊の肉を一緒に低温でゆっくり蒸し煮にするのが定番になっています。この帽子のような蓋の中で水蒸気が循環する仕組みで、その食材の持っている水分だけで蒸し焼き調理ができるという便利な鍋です。
最近では、電子レンジで使えるシリコンタジン鍋なども出ています。
やけどに注意! シリコンスチーマーで気を付けたいポイント
これらの電子レンジ系調理器具はとても便利ですが、その半面、使うときには少々注意が必要です。実際に、レンジ内で発火するなどの事故が起きたというケースも多いのです。
特にシリコンスチーマーは、オーブントースターでは絶対に使用しないことが注意喚起されています。もちろん直火や魚焼きグリルもNGです。また、シリコンスチーマーは、蒸気でやけどをしてしまうケースもあるので十分気を付けたいものです。
扱い方に気を付ければ、とても便利な電子レンジ系調理器具。試してみるのもいいかもしれません。