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快適くらしのレシピ

ボランティアの本来の意味とは。

2019/11/15 【快適くらしのレシピ】

秋があっという間に過ぎて冬を迎えようとしています。季節感が年々薄れているように感じますが、今年もまた台風や豪雨など記録を上回るような異常気象に見舞われ、まだまだ被災地では復興活動が続いています。

復興といえば必ず耳にするのが「ボランティア」活動ですが、本来の意味を知っている方は意外と少ないのではないでしょうか?

 

<ボランティア活動で大切なことは「自発性」です>

「ボランティア」とは、自発的に、他人や社会に奉仕する活動を指し、ボランティア活動の基本理念は、公共性、自発性、先駆性であるとされています。ですから無償というというイメージがありますが、交通費などの実費や経費を受け取る場合も「有償ボランティア」として扱われることもあります。

ボランティア(volunteer)の語源は、ラテン語の「volo」からきていて、自分から進んでする、喜んでする、という意味があります。英語のvolunteerは「志願兵」を意味することもあり、十字軍の際には「神の意思」(voluntas)に従う人を意味していました。

志願兵の対義語は「徴集兵」であることからも「自らの意思で進んで名乗り出ること」がボランティアの原義であることがよくわかります。

 

<「無料」や「良い行い」がボランティアではない>

ボランティアという言葉そのものは、明治の終わりから大正時代にかけて日本に入ってきましたが、広辞苑にボランティアという言葉が掲載されたのが1969年とされています。つまり、ここ5~60年ほどの間に使われるようになった比較的新しい言葉なのです。

ボランティアというと「無料」や「良い行い」というイメージが先行してしまい、本来の意味である「自発性」が薄れて独り歩きすることがあります。たとえば良いことだから町内会みなが参加するように働きかけよう、子供たち全員にやらせてみよう、となると、ボランティアではなくなってしまうのです。

 

災害時ボランティアの活動を見て「自分にも何かできないか」と考えた方は多いでしょう。瓦礫の除去や清掃など体力勝負なものは難しい、現地へ行く交通手段がない、仕事が休めない、など様々な理由でボランティア活動に二の足を踏んでしまうこともあるかと思います。

しかし本来の意味「自発性」に重点を置くとできることの幅は広がってきます。行政と連携ししっかりと組織だったボランティア団体は、HPなどでボランティアスタッフを募集しています。その中には現地に赴かなくても家でできることや簡単な作業なども含まれます。

まずは小さなことからボランティアを始めてみませんか?

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