2013/06/27 【カルチャー情報】
神社を訪れると不思議と精気がみなぎるという人がいます。また、心が落ち着く、心が洗われるという人もいます。いずれにしてもパワーをもらえる、癒やされるとあれば、おのずと足が向くようになります。シニアの間でも近年、神社・仏閣巡りを趣味とする人が増えているそうです。
神社・仏閣へは、初詣や観光などで訪れることが多いと思います。近年、京都・奈良に代表される神社・仏閣巡りは、参拝はもちろん、心を癒す旅行もかねた趣味として人気が高いです。また、神社・お寺が持つ歴史や地域の文化など同時に学ぶことができると好評です。
神社・仏閣巡りは、参拝時のお賽銭があれば、特に持参する道具はありません。あとで思い出を振り返るために、デジカメラなどを持参すると良いでしょう。
参拝作法のご紹介
神社・仏閣の参拝の作法を完璧に知っている人は少ないでしょう。そこで、参拝作法の基本をご紹介します。
1. 入口の鳥居をくぐる前に会釈し、気持ちを引き締めてから境内に入ってください。
2.手水舎の水で心身を清めます。
3.参道を通ってご神前へ進みます。
4.賽銭箱の前に立ったら会釈をし、神さまへのご挨拶として、賽銭箱にお賽銭を入れます。
5.二拝二拍手一拝の作法で拝礼し、会釈をしてから退きます(二拝二拍手一拝とは、言葉通り、お辞儀2回、拍手2回、お辞儀1回。参拝時のマナーの一つです)。
関東近辺のおすすめ神社をご紹介
●「箱根神社」
聖占上人が箱根山の駒ケ岳より同主峰の神山を神体山として祀りました。奈良時代末期の757年に、諸国遊行中の僧、万巻上人が社殿を創建し、2013年に鎮座1256年を迎えた由緒ある神社です。
●秩父三大神社
「秩父神社」「宝登山神社」「三峰神社」。この3つの神社の中で、秩父神社は創設2000年の古社。開運神社としても知られ、経営者・著名人たちが秩父神社を訪れています。
●明治神宮
初詣では日本一の参拝者数を誇る都内随一の神社。都会では珍しい湧水の井井戸「清正の井戸」が有名。テレビなどで度々紹介され、パワースポットとして知られています。
誰もが知る有名な大きな神社・仏閣を巡ってもよいですが、身近にある地元の神社から参拝し始めることをおすすめします。普段何気なく通り過ぎていた神社に、新しい発見がきっとあるでしょう。皆さんも、ぜひ神社・仏閣へ足を運んでみてはいかがでしょうか。