2013/09/02 【明日を楽しむレシピ】
終活とは、これからの人生をいかに楽しむかという活動ですが、最近では日記を習慣にしている人も多いようです。考えてみれば、仕事ばかりしていた頃よりも時間に余裕がある今の方が、日記に書くこともたくさんあるかもしれません。時間だけでなく、心にも余裕ができたからでしょう。
日記の文章を考えることや指を動かすことで脳を使いますので、ボケ防止や物忘れにも効果があります。日々の出来事を日記に書いて、その日一日をゆっくり振り返ってみるのもいいですね。その時は気づかなかった発見があるかもしれません。
日記は自己流で「毎日1行」から始めてみましょう
日記というと子供の頃を思い出しませんか？ 正月から日記を始めようと張り切ってはみたものの三日坊主、という経験をした方も多いでしょう。しかし、日記にはこう書かなければならないという決まりはありません。自分流でいいのです。何かを思いついたら手帳に書き留めておくのもいいですし、毎晩寝るまえに書くような本格的な日記でもいいのです。文章を書くのが苦手な人なら、箇条書きにしてもいいと思います。子供の頃のお小遣い帳感覚で始めてみるのがいいかもしれません。日記は、書く内容よりも書き続けることが大事なのです。最初は1行や2行でもかまいません。毎日書いていくことで習慣になり、だんだん書くのが楽しくなってきます。
書店や文房具売り場に行ってみると、たくさんの日記帳が売られています。最近は日記帳の種類もさまざまで、値段もピンからキリまであります。
大人向けのものも揃っていますので、あなたの気に入る日記帳もきっと見つかることでしょう。試しに一冊買って、明日からでも日記を書いてみませんか？ ガーデニングが趣味なら観察日記もいいでしょう。犬を飼っているなら愛犬との散歩を日記に書いてもおもしろいかもしれません。山歩きをした時には、撮った写真を添えてみてはいかがですか？ 楽しいことや嬉しいことがあったら日記に書いて残す習慣をつけましょう。
写真だけでは伝わらない気持ちを日記に綴る
日記の楽しみは書くことだけではありません。たまに読み返してみると、また楽しい気持ちになれるものです。写真だけでは思い出せない小さな喜びも、日記に書いて残しておけばより鮮明に思い出せます。ついつい忘れてしまいがちな日々の出来事も、瞬時に蘇ってきます。それはあなただけでなく、大切な家族が後で読み返しても、楽しい気持ちにさせてくれます。
大切な家族と過ごしたかけがえのない時間を、大事な思い出として日記に残しておきましょう。それはきっと、あなたにとっても家族にとっても宝物となりますよ。
