2013/11/29 【明日を楽しむレシピ】
インターネットを利用すればゲームや動画、電子書籍などのエンタテインメント、ショッピング、学習などさまざまなサービスが楽しめます。皆さんはどのように活用されていますか? その利用法の1つとして人気を集めているジャンルが「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」です。このサービスは、友人、知人のみならず同じ学校の卒業生、職場の仲間、同じ趣味を楽しむ同好の士などとネットを通じて交流ができるもので、国内での利用者は約5000万人にのぼります。日常の生活では出会えないような方ともネットを通じて交流を持てるSNS。今回はその魅力とともに、利用の際の注意点を見ていくことにしましょう。
世界のSNS利用者数は17億人に
「SNSという言葉は聞いたことがない」という方も、テレビや雑誌、ネット上で「Facebook(フェイスブック)」や「mixi(ミクシィ)」という言葉を見聞きされた方は多いのではないでしょうか。ある調査によると、2013年の世界のSNS利用者数は17億3千万人に達し、2016年までに全世界のインターネットユーザーの75%が利用すると予測しています。このようにSNSは世界で広く利用されるサービスになっています。
知人、友人のみならず同好の士とも出会える
SNSと一口にいってもその仕組みはいろいろありますが、ほとんどの場合、会員になるために利用者の名前、メールアドレス、趣味などの情報を登録します。登録が終了すると自分専用のホームページを持つことができ、同じSNSサービスを利用している友人や知人などとメッセージや近況報告などの交流ができるようになります。また同じ趣味や同じ職場と友達になったり、逆に皆さんが登録した趣味などの情報に興味を持った方、職場や出身校が同じ方から「お友達になってください」といったお誘いを受けることもあります。
最近では中高年の会員に特化したSNSサービスも増えてきていますので、まずはこのようなサービスを利用して同年代ならではの話題で盛り上がってみるのも楽しいかもしれません。
SNSの良い点と悪い点を吟味し、上手に付き合っていく
さて利点も多いSNSですが利用にあたっては注意も必要です。
利用する際のプライバシーの設定が不十分だったために、自分が書き込んだメッセージや写真が思わぬ形でインターネット上に拡散してしまうという事例も急増しているほか、知り合い同士の空間であるという一種の安心感を逆手にとって詐欺やウイルスソフトの配布を行うといった悪質な事例も増えています。
いずれにせよSNSは今後も世界中の多くの人々が利用していくことになるでしょう。利用者はSNSのよい点と悪い点を吟味した上で、上手に付き合っていくことが重要です。