2014/01/03 【明日を楽しむレシピ】
誕生日やクリスマスやお正月、お盆の帰省時などに渡すお孫さんへのプレゼント。何を選んでいますか? また、どのくらいの費用をかけていますか? なかなか一人で選ぶのは難しいですし、どのようなものを好むのか、お孫さんの年齢によっても変わってきます。お隣さんはどのようなものをあげているのかは、やはり気になるところでしょう。
祖父から孫へのプレゼントについてのある調査では、具体的に孫にかける平均的費用のデータが出ています。今ドキのおじいちゃんは、毎日の生活費の中から、どれくらいの費用を孫へと費やしているのでしょうか。では、気になるその調査結果(*)を見てみましょう。
おじいちゃんは孫に平均約11万円、一年間に費やしている
この調査では、祖父が孫にかける年間支出額は平均約11万円というデータが出ています。また、孫へのプレゼントとして何を購入したかのトップ3は、「おもちゃ」「孫の衣類・靴」「絵本・本」だったそうです。もちろん、お宮参りや七五三のお祝いの品や、こいのぼりや雛人形などの御節句のお祝い品なども上位にランクインしています。他には、孫が生活の中で使える文房具や三輪車、ベビーベッドなどがありました。また、外での食事やレジャーなどの、孫世帯と一緒に楽しむための費用を負担するという「プレゼント」も多いようです。この調査結果から、お孫さんにはどのようなものをあげれば喜ばれるのかが分かります。何をあげていいのか迷ったら、生活に必要なものを提案したり、尋ねたりしてみるのも良いかもしれません。
孫へのプレゼントは、重要なコミュニケーションツール
このような祖父から孫へのプレゼントは、ただのお祝いとしてだけでなく、孫との重要なコミュニケーションツールとして機能していることが分かります。特に、何の記念日でも行事でもない時に、孫がおじいちゃん宅に行くと、プレゼントが用意されているということも多いようです。この日常のプレゼントは、祖父が孫とコミュニケーションを取るための大事な道具であることを示しているといわれています。お孫さんとのコミュニケーションがうまくとれないという時は、読み聞かせの絵本や、一緒に遊べるゲームなどをプレゼントして、コミュニケーションの一手段として活用してみるのも良さそうです。
*育G調査について
http://www.dfonline.jp/articles/-/6787