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お墓と供養

関東と関西で骨壺の大きさが異なる理由

2014/01/08 【お墓と供養】

 

今は生前から自分の骨壺を選ぶ時代です。家族に自分の骨を拾って納めてもらう骨壺は、やはり親しみやすく、美しく優雅なものを選びたいものです。その骨壺の種類も豊富です。九谷焼や大理石、青磁などの素地によってもさまざまなものがありますし、花柄や彫りなどの模様など色々なものが存在します。

全優石のイメージキャラクターであるエジプト考古学者の吉村作治先生も、骨壺を自らデザインし、絵付けもされています。こちらの骨壺は、ご希望の方には頒布もしております。また、焼き物としても優れていることから、1900年パリ万国博覧会に出品して金賞を受け、ヨーロッパからも高い評価を受けている深川製磁社の洗練された骨壺も、お墓の建て直しをきっかけに多くの方が購入されている人気のある骨壺です。

 

吉村作治先生 作 骨壷

吉村作治先生 作

(こちらの骨壺に関する詳細は全優石事務局03-5423-4014までお気軽にお問い合わせください。)

 

この骨壺、素地や柄だけでなく、大きさもさまざまな種類があって異なりますが、実は東日本と西日本とでは、顕著な大きさの違いがあります。実はこの骨壺の大きさは、骨を拾う際の慣習が異なることに由来しているようです。今回は、関東と関西で異なる骨を拾う慣習の違いを見てみましょう。

 

関東と関西の骨壺の大きさの違い
関東の骨壺は、関西の骨壺と比べて大きいといわれています。関東の骨壺は七寸、関西は二寸~五寸という大きさが一般的のようです。一寸は約3.03cmなので、七寸は直径が約21.5cm、五寸は約15.5cm、二寸は約6cmほどです。一般的に関西の骨壺は小ぶりなので、関東のようにすべてのお骨を納める場合には、小さくてすべてのお骨が入りきらないということになります。この骨壺の大きさの違いはどこからくるのかというと、骨を拾う慣習の違いにあるといわれています。

 

骨を拾う慣習の違いが骨壺の大きさに表れている
関東では、亡くなった方の遺体を火葬した後、足から順番に全身の骨を拾い骨壺に納めるのが一般的です。粉となって灰と混じった骨まで納めることもあります。一方、関西では喉仏を中心としたところだけを拾うという慣習があり、残った骨はお墓に埋葬されたり、本山に納骨されたりすることが多いようです。

このように、関東では全部の骨を拾って骨壺に納める慣習が、関西では一部の骨だけを骨壺に納める慣習があります。そのため骨壺の大きさも異なってくるのです。

 

納骨の量は地域によって異なる
ちなみに、名古屋では喉仏だけでなく、胴骨も拾いますが、各部位をほんのちょっとずつだけ拾うという習慣もあるとか。このように地域によっても納骨の量に差があります。東と西で厳密に骨壺の大小を分けることはむずかしいですが、一般的には慣習の違いからおきることのようです。

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