2014/04/24 【アンチエイジングのレシピ】
「最近物忘れが激しい…」そう気づいたけれど、なんとなく周囲の人たちには言えず、一人で焦ってしまうことはありませんか? もちろん、人間だれしも、老化は避けられないことですが、年齢に負けてはいられません。生涯に渡って仕事をする方が多い時代です。日々、自ら脳を活性化させて過ごしたいものです。
そんな、毎日を元気に活発に過ごそうとするあなたをサポートしてくれる食品があります。それは「豆乳」です。豆乳には、脳の記憶力を向上させてくれる成分が含まれているといわれているからです。
豆乳に含まれる「レシチン」が脳を活性化!
豆乳には、大豆たんぱくや、イソフラボン、サポニンなどの成分が含まれており、がんや生活習慣病などの予防に役立つことは、すでに多くの人に広く知れ渡っています。そんな豆乳に含まれる成分の中でも、今回は「レシチン」という成分に注目したいと思います。
「レシチン」は、悪玉コレステロールを減少させてくれたり、血中コレステロールを低下させてくれたり、乳化作用によって血液の流れをよくしてくれたりすることなどたくさんの働きがあります。これらの働きによって、生活習慣病を予防できるといわれています。
その他にも、レシチンには、神経伝達物質を生成する働きもあります。この働きによって、脳が活性化されることで、脳の老化予防につながるといわれています。具体的には、脳の記憶力や集中力が高まるのだそうです。「物忘れが気になる」という場合には、ぜひ意識して摂り入れてみると良さそうですね。
豆乳をおいしく食べるには?
レシチンは豆乳に限らず、大豆製品全般に含まれている成分ですが、豆乳なら毎日手軽に摂取することができます。しかし、豆乳というと、あの独特の味がちょっと苦手という方も多いのではないでしょうか。そんなあなたにおすすめなのは、豆乳ココアや、果物や野菜をしぼって入れたオレンジ豆乳やバナナ豆乳、小松菜豆乳などです。豆乳の味がそれほど気にならなくなり、新しい飲み物としておいしく飲むことができるでしょう。
また、豆乳は、豆乳飲料として飲む以外にも、色々と料理に使うこともできます。豆乳鍋や豆乳リゾット、豆乳味噌汁などに、工夫して取り入れてみたいものです。
脳の活性化だけでなく、健康全般に役立つといわれる豆乳。他にも色々な効果が期待できます。毎日の食生活に欠かせない食品の一つに加えたいものですね。