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お墓と供養

お葬式をしない「直葬」の問題点

2015/01/16 【お墓と供養】

 

現在は音楽葬や花祭壇葬等さまざまな葬儀の形があり、それぞれが望む方法で故人を悼み送り出しています。その中でも今回は「直葬(ちょくそう)」について触れてみたいと思います。

直葬とは、簡単にいえばお葬式をせず火葬だけを行う葬法で、一般的に行われている通夜や葬儀、告別式などの儀礼をすべて行わないというスタイルです。今回は直葬が行われる背景や、直葬がもたらす影響を見てみましょう。

 

直葬が行われる理由


2012年に行った全国葬儀社に対する調査によれば、現在直葬の割合は、全体の10.4%を占めています。地域別に見ると関東地方が最も多く、次いで近畿地方、東北地方と続いています。

同調査では、経済的理由で直葬を望む人の割合が最も多い結果となっています。通夜や葬儀などにかかる費用負担が大きいと感じる人が多いことが分かります。しかし、この直葬の背景には、数字にはそれほど顕著に表れてはいないものの、葬儀そのものの意義や重みを知る機会が少ないなどの理由があることが考えられます。つまり葬儀の儀礼の意義を知らないからこそ、どうしても費用面だけに目が向いてしまうのではないでしょうか。

 

直葬がもたらすこと


直葬という方法は、費用を抑えるために選んだとしてもその他の面では多大な無理が生じます。最も大きいのは、訃報を知らされる知人や親戚などへの影響です。故人の訃報を知らされた知人や親戚の方々は、やはり弔問したいと思うものです。通夜や葬儀を行えば一定の期間で故人をお送りできるのに、日時が定まっていないため喪中のハガキで知らされるとそれぞれが別々に訪れることになり、家を空けられなかったり、対応する事に時間がかかり葬儀をした場合よりもいっそうむずかしくなることがあるでしょう。

 

また訃報を知らされた側の気持ちとしても、弔意を表すにもお花やお金を送るしかなく、お別れできた感じがしないと思うようです。故人を弔う形は人それぞれですが、弔う側の気持ちや対応面など総合して考えた上で、最もふさわしい方法を選ぶことが最善策といえるのではないでしょうか。

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