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お墓と供養

火葬と骨上げのマナー

2015/10/13 【お墓と供養】

 

人が亡くなると墓所に土葬(埋葬)することが慣習でしたが、明治時代以降、疫病等衛生面での観点から日本のほとんどの市町村では、火葬をすることが、法律で定められています。そのために、火葬場でご遺体をお骨にするのですが、この際のマナーがよく分からないというご相談があります。そこで今回は、一般的な仏教式の火葬と骨上げの流れ・マナーについて紹介します。

 

火葬の手順


近親者が亡くなると、残された親族はさまざまな法律的な手続きをする必要があります。まず、亡くなったことを知った日から7日間以内に、市区町村の役所へ死亡届を提出しなければなりません。

 

死亡届を提出するためには、医師から死亡診断書を受け取らなければなりません。通常、死亡診断書と死亡届は一セットになっているので、死亡診断書を市区町村の役所に提出しましょう。書類を提出すると「火葬(埋葬)許可証」が発行されます。

 

火葬(埋葬)許可証とはその名の通り、火葬してお墓に埋葬することを許可する書類で、これがないと火葬はできませんし、埋葬もできません。どの宗教であっても、日本で埋葬するのであれば、この手続きが必須となるので、死亡届の提出はもちろん、火葬(埋葬)許可証の受け取り忘れないように注意しましょう。

 

火葬場での流れ


お葬式が済み、霊柩車に棺を納めたら火葬場へ向かうことになります。最近では、葬儀場と火葬場が一体となっているような施設も増えてきたようです。

火葬炉の前にご遺体が運ばれると、最後のお別れをしてから火葬に移ります。棺が火葬炉の中におさまっているのはおよそ1~2時間で、この間遺族やご友人は故人のご冥福を祈りながら一時を過ごすことになります。
また、喪主の立場からはからの茶菓子やお酒、時間帯によっては昼食などを用意する場合もあるようです。

 

地域差や宗教によって異なる骨(こつ)上げ


地域によって異なりますが、ご遺体がお骨になると、参列者は骨上げを行います。喪主を先頭に2人1組でお骨を拾い上げていく、という地域がほとんどのようです。

 

骨上げが終わると、四十九日まで自宅で供養を続け、その後、お墓へ納骨を行う場合が一般的です。

関東圏ではすべての遺骨を拾うのが習慣となっていますが、関西圏では、分骨や部分収骨を習慣としているところも多くあります。ですから、骨壺の大きさも地方によって異なります。

 

自身のお住まいでない地域の火葬に参加した場合には、自分の知っている手順や方法と異なる場合がありますので、喪主やお坊さんの指示をきちんと聞いて、失礼のないように注意しましょう。

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