2016/01/09 【アンチエイジングのレシピ】
寒くなると、風邪やインフルエンザなど病気にかかりやすくなりします。年齢とともに体の機能は衰えるので、乾燥が続く冬場は特に注意が必要です。なかでも、女性の方は膀胱炎になりやすくなると言います。なぜ、膀胱炎になりやすいのでしょうか。
冷えが原因で細菌に感染する
膀胱炎になると、トイレが近くなります。何回もおしっこをしているのにもかかわらず、残尿感があることも特徴です。また、白濁していたり血液混じりだったりと、尿に異変があるケースもあります。排尿後、痛みを感じることも膀胱炎ならではの症状です。
膀胱炎の原因はさまざまですが、女性のほうが膀胱炎にかかりやすいと言います。男性よりも尿道が短いことから、細菌が尿道を通じ、膀胱に入ってしまうからです。とくに、冷えが原因で筋肉や臓器の動きが弱くなり、排尿回数が減ることで膀胱炎になってしまうことも珍しくありません。
水分補給とこまめなトイレで対策しよう
普段の生活のなかでも、心がけ一つで膀胱炎を予防することはできます。気になる方は、以下の方法で対策してみましょう。
・水分を多めに摂る
冬は喉が渇きにくく、水分補給を怠りがちです。しかし、水を飲まないとおしっこの回数が少なくなってしまいます。お茶やコーヒーは利尿作用がある飲み物なので、積極的に摂るといいでしょう。なお、膀胱炎だけでなく、風邪やインフルエンザの予防にも役立ちます。
・こまめにトイレへ行こう
おしっこを我慢すると体に尿が溜まり、細菌が繁殖しやすくなります。もし、3〜4時間以上の間隔でトイレに行っているならば、おしっこの回数が少ない可能性があります。少しでも尿意を感じたらトイレへ行きましょう。
膀胱炎は重症化すると腎盂炎(じんうえん:高熱を発症する病気)になってしまうリスクもあります。症状を未然に防ぐには、日々の意識が大切です。冬場は体が冷える季節なのでお茶やコーヒーを飲んで体を温め、水分補給をし、こまめにトイレへ行くように心がけましょう。