2018/04/11 【明日を楽しむレシピ】
そろそろゴールデンウィークも目前、今年も行楽シーズンがやってきます。
美しい景色や美味しそうな料理が掲載されている旅行会社の広告には、思わず目が奪われますね。とくに交通手段から宿泊、食事までがセットになったパッケージ旅行は、面倒な予約や手続の手間が省け、中高年層にとっては魅力的な商品です。
でも、行程表を見て「歩く区間が長い」とか「一か所の滞在時間が短い」などの理由で、二の足を踏んでしまうこともあるのではないでしょうか。
<シニアにシフトした旅行プランが人気>
最近はシニアを対象にしたプランが多くの旅行会社から発売されています。各旅行会社がそれぞれ「ゆったり」「ゆとり」「熟年」など、わかりやすいキーワードでプラン商品を紹介していますので、ぜひ探してみてください。
シニア向け旅行プランの特長は、徒歩区間を短くしたり、観光地や宿泊施設での滞在時間にゆとりを持たせる、観光見学の場所を少なく絞り込むなど、さまざまな面で工夫がされていることです。
また、バリアフリーの観光地や宿泊施設を選定し、寝起きしやすいベッドタイプの部屋や、食事の際も椅子席を用意するなど、身体への負担が少ないプランも多くみられます。
トイレ付のバスや広めの座席シートなど、交通手段にも配慮したものがあります。
<介護のプロによるオリジナルプランも>
さらにシニア向けにオリジナル旅行をプランニング・コーディネートしてくれる会社もあります。介護士や看護師などの有資格者の付き添いや、現地での送迎、車いすや介護タクシーの手配などのサービスを提供しています。
利用者の事情に合わせた旅行プランをたててくれますので、観光地への旅行はもちろん、親族の法事やお墓参りなどの帰省に、こうしたサービスを利用される方もいるようです。
「もう無理かもしれない」「迷惑をかけたくない」という理由で、遠出をあきらめてしまう前に、ぜひこうしたシニア向けのプランをご検討ください。