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明日を楽しむレシピ

日本のお盆のようなメキシコの「死者の日」

2018/10/11 【明日を楽しむレシピ】

 

お彼岸も過ぎ、ようやく朝夕の風に秋の訪れを感じるようになりました。夏から秋にかけて「お盆」「お彼岸」と、ご先祖様のお墓参りをされた方も多かったのではないでしょうか。故人との思い出もまた新たになったことでしょう。実はこの「お盆」のような風習が日本だけでなく海外にも存在していることをご存知ですか?

 

<メキシコの「死者の日」はカラフルなお祭り>

ラテンアメリカ諸国には「死者の日」という風習があり、その発祥の地とされるメキシコではとくに盛大なお祭りが催されています。「死者の日」が「お祭り」というと私たち日本人には違和感があるかもしれませんが、ご当地ではまさに明るく楽しい祭日です。

死者の日は前夜祭の10月31日から11月1日、2日、カトリックにおける諸聖人の日に開催されます。オレンジ色のマリーゴールドやカラフルなフルーツ、そして愛嬌のある骸骨の人形が街の至る所に飾られ、墓地にも華やかな装飾を施して故人の好物をお供えします。パペルピカドというカラフルな切り紙が祭壇を彩り、その華やかさは「死者の日」というネーミングからは思いもつかないほどです。そして広場や公園には露店が立ち並び、バンドの演奏など興行も入り、まさに生きている人と亡くなった人が一緒にお祭りを思い切り楽しむ、といった表現がぴったりです。

 

<「あなたを忘れない」という気持ち>

2018年3月に公開され大ヒットした映画「リメンバー・ミー」は、まさしくメキシコの「死者の日」が舞台。1年に1度だけ亡くなった人に会えるという「死者の日」に、主人公の少年が死者の国に迷い込むお話です。テーマパークのような美しい死者の国で亡くなった先祖や憧れの人に会えるのですが、家族の重大な秘密も知ることになるというストーリーです。

タイトルの「リメンバー・ミー」、すなわち「私を覚えていて」「あなたを忘れない」という想いは、洋の東西を問わず、私たち生きている者と亡くなった方たちの間をつなぐ永遠のテーマです。

「死者の日」とは「亡くなった方とともに幸せな気持ちでこの期間を楽しくすごし、最高に満足してもらって、また死者の世界へ帰ってもらう」日なのです。これは表現方法こそ違えども、日本のお盆の在り方ともとても似ています。亡くなった方の幸せを願うという気持ちは万国共通なのでしょう。

故人が眠るお墓はいつでもそこにあります。故人を思い出したとき、もう一度会いたいなという気持ちが生まれたとき、特別な日でなくてもそんなときにぜひ、お墓参りをしてみてください。お参りした人も、そしてお参りされた故人もきっと幸せな気持ちで同じ時間を過ごせることと思います。「忘れないで一緒に過ごすこと」、それもご供養の一つの形と言えるのではないでしょうか。

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