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お墓と供養

今年のクリスマスはご先祖も家族も一緒に

2020/12/09 【お墓と供養】

コロナ一色で終わってしまいそうな今年も、まもなくクリスマスを迎えます。

日本ではクリスマスはあまり宗教的な意味を持たず、年末最大のイベントという印象ですが、もともとは皆さんもご存知の通り、イエス・キリストの誕生を祝う祝日です。

 

 

<キリスト教圏では家族で過ごす風習>

クリスマスは「降誕祭」とも呼ばれ、キリスト教圏では様々なスタイルで祝います。

日本ではそのお祝いの一部分、クリスマスツリー、リースの飾りつけやプレゼント、ケーキや七面鳥、ローストチキンを食べることを取り入れているようです。

今の時期、キリスト教の教会では「アドベント」(待降節)」に入り、毎週1本ずつキャンドルがともされてクリスマスを迎える準備に入ります。

日本人のおおよそは仏教徒や神教徒ですから、あまり宗教的な意味は持たず年末のイベントとして楽しむことが多いようです。

キリスト教圏の方は、クリスマス礼拝や24日のキャンドル礼拝など、イエス・キリストの誕生を祝う日々を過ごし「クリスマス、おめでとう」という挨拶をかわします。

ちょうど日本が師走からお正月にかけて大掃除や年賀状、おせちの準備をし、華やいだ気分で陽気に過ごすのとよく似ていますね。

また、家族で過ごす日という認識もあるため、帰省をする人も多く、家庭ごとに家族でクリスマスを祝う風習も色濃く残っています。この辺りも日本のお正月に似ていますね、

また、キリスト教徒にとってはこの日は、慎ましく、自分自身を振り返る日でもあります。

 

<ぜひご先祖様も仲間に入れたクリスマスのひとときを>

キリスト教徒でなくても多くの日本の方は、クリスマスをイベントとして楽しまれており、年末を華やかに彩る文化になっています。

コロナ一色に塗りつぶされてしまったような2020年のクリスマス。外出もままならないこんなときこそ、クリスマスの本来の意味にかえって、家族そろって食卓を囲んでみませんか?

たとえば「クリスマスソング特集」。CDもありますし、今は音楽をスマフォにダウンロードもできます。さまざまなアーティストが演奏しています。家で静かに聴くクリスマスソングもよいものです。

また、こんな年だからこそ、家族同士のプレゼントや手作りの料理なども工夫したいところです。

そしてぜひ、家族で過ごすクリスマスにご先祖様も仲間に入れてください。なかなか墓参にも行きにくかった今年、逝去されたご家族も一緒に囲むような気持ちで、思い出話に花を咲かせる、静かなクリスマスの夜もとてもいいものです。

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