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お墓と供養

彼岸花の名前と由来

2022/09/13 【お墓と供養】

酷暑が続いた夏も、ようやく朝夕に涼しい風を感じるようになりました。まもなく「お彼岸」を迎えます。

夏枯れの様相があった植物も秋の花々が咲き始めました。その中でも季節の名前そのものに真っ赤な花をつける「彼岸花」は印象的です。

 

<秋の初めに咲く妖艶な花>

この花が咲き始めると季節は秋に歩を進め、「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉そのままに過ごしやすい日々が多くなります。

さてこの彼岸花、別名が多い花としても有名です。代表的なものは「曼珠沙華」(まんじゅしゃげ、まんじゅしゃか)。

これは法華経などの仏典に由来しており、梵語(ぼんご)で「紅色の花」を意味すると言われています。

英語では「Red spider lily」「Hurricane lily」などと呼ばれておりますし、学名の「Lycoris radiata(リコリス・ラジアータ)」から、海外ではリコリスと呼ばれることも一般的なようです。深紅の花の妖艶さやその独特の容貌、そして「彼岸」=あの世、というイメージからか、日本では花言葉は「悲しき思い出」や「あきらめ」など少し悲しいものが多いようです。

 

<品種改良も進みピンクや黄色なども>

しかし「曼珠沙華」はサンスクリット語では「天界に咲く花」という意味で、おめでたいことが起こる兆しに、赤い花が天から降ってくるという縁起の良い意味があります。

また欧米では、あでやかな姿から「情熱」という花言葉もあります。

球根で増える花で球根には毒があるため、田んぼのあぜ道や墓地などに植えられたのは、モグラなどの害獣や害虫を防ぐという意味もありました。

こっくりとした深い赤は、秋の始まりにぴったり。植物は普通は葉がついたのちに花が咲くものが多いのですが、彼岸花はその逆で、すっと真っ直ぐに茎が延び、気づくと真紅の花が開きます。ある日突然、彼岸花に「今日から秋ですよ!」と言われているようです。

最近は品種改良もすすみ、白、黄色、オレンジ、ピンクなど花束にもぴったりの切り花を目にすることもあります。

美しい秋の花を抱えて、ぜひご先祖様のお墓参りにお出かけください。

 

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