全優石事務局
〒141-0021 東京都品川区上大崎2-7-15
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2016年(平成28年)度修復支援事業は無事に終了致しました。

石澤先生(上智大学元学長)より、「アンコールワット西参道修復事業(日本とカンボジアの技術交流研修)に石材取扱いの専門家である全優石に、現地での技術指導にご協力を頂きたい」との要請を受け、全優石会員の協力のもと、支援を続けて参りました『平成28年度全優石世界遺産アンコールワット修復支援事業』は、事故も怪我もなく無事に終了いたしました。

ご協力を頂きました皆様に感謝と御礼を申し上げます。

改めまして全優石が世界遺産アンコールワット修復支援事業に携わらせて頂いたことに重ねて感謝と御礼申し上げます。ありがとうございました。

アンコールワット

第4陣 現地での様子

全優石では世界遺産アンコールワット参道修復事業に協力をしていますが、5/2〜5/21まで宮城 株式会社みかげ家 岡崎社長様、5/19〜5/31まで群馬水沢石材株式会社 水沢社長様が現地での技術指導にあたられ、両社長様より現地報告が届きました。

初めてアンコールワットを目の前にしたとき、すこぶる感動したのを、今も思い出します。
私はカンボジアへの渡航も初めてでした。
現地(作業場)に着くと日本人は私一人。
言葉も通じず不安でしたが、石工の道具(羽ビシャン)を取り、ラテライトを削り出すと言葉は関係なく石職人として道具で話し合えることにきづく。
次の作業がパートナーと協力してスムーズに進む。
一面が終わるとハイタッチでお互いの健闘を讃え合う。
久々に石職人の矜持を感じさせられた(笑)

暑さ40度近くの中、作業着は汗で、まるで衣服を着たまま水泳をしたようにビショビショ。
ラテライトの石粉で茶色に染まる。だが、それがすこぶる気持ち良い!
機械を使わず手加工で石を削るのは 、かれこれ30年ぶり、腕はガクガク、握力はなくなる。だが当時のことを懐かしく走馬灯のように思い出す。
ふと手を休めてあたりを見渡すとアンコールワットが雄大に、しかも美しくそびえ立っている。感動の一瞬だ!
アジアの宝、世界遺産アンコールワットの修復工事に僅かだが関われたこは、とても職人冥利に尽きる。「光栄なこと」でした。
関係者の皆様、ありがとうございました。

全優石ビブスを着て現地の方と一緒に石材を運ぶ水沢社長様
自ら作業にあたる水沢社長様

全優石からの支援協力の要請を受けて、世界遺産であるアンコールワットに石屋として「ひとノミ」でも残せれば、という思いで参加。
現地では土留め用に使用される110センチ×55センチ×33センチの立方体の5面を平らに仕上げる仕事に従事。一端を平らにし、定規を置いてその反対部分を削り、そこにも定規を当てて、最初に置いた定規とを睨みながら平行になるように削る、非常に手間のかかる作業。
日本ではすぐに切削機で切断するので簡単に平らな面ができるし、その面を下にして切削すればすぐに直角の面ができるのであるが、たたき一丁の手作業で、しかも、気温40度前後の環境で行うのはとても大変なことである。せめて日よけの作業場、冷たい水等作業環境がもう少し変われば、作業能率も上がり、従事者も増え、修復作業も格段によくなるのではないかと思いながらも、雄大なアンコールワットを眺めながら過ごした20日間は瞬...く間に終わった。
日本に戻り、日本っていいな〜と実感しつつ、もう一度カンボジアを訪れたいな〜という想いも片隅に…まさにアンコール!といった感じであった。
とのこと。

岡崎社長様(一番左)より指導を受け、作業にあたる現地の方々。
自らノミを使って作業をされる岡崎社長様

第3陣 現地での様子

4月19日より全優石・世界遺産アンコールワット参道修復工事支援に向かわれている全優石副会長 静岡(株)石井石材 石井社長様から現地報告が届きました。

4月25日には、暑さでアンコールワット遊覧象が死んだとのこと、連日42度の暑さの中を頑張っておられます。

技術指導にあたる石井社長様
現地の方とともに石材を運ぶ石井社長様
技術指導を受ける現地の方

4月16日、参道修復工事支援に向かわれていた大阪石材工業社 景山様が帰国されました。

景山様より、
到着当初は、「言葉も通じない、通訳もいない、石もテラライトという軟石で初めて触る石、という状況の中で自分に何が教えられるだろう」という不安でいっぱいでしたが、到着初日から現地の方に大変良くして頂き、その不安がなくなりました。

原石ブロックを既定の寸法に成形するのが仕事でしたが、高い精度が求められ、いざやってみると、教えるというよりはその作業を何年もされている現地の方から教えてもらうというような感じでした。

現地では雇用が優先されているようで、機械があるのに使わない、その日にどこまで作業をするという意識ではなく、終業時間までにできることをやるという意識で、日本とは就業に関する意識が違うのだなと感じました。

しかしながら、現地の方々はその仕事に非常に誇りを持って取り組んでおられました。

一つの石を4日間かかり、この遺跡の修復までにはまだまだ時間がかかりそうですが、機械があればまた支援に向かいたいと思いました。

とのご感想を頂きました。

技術指導をされる景山様
技術指導を受け寸法を図る
現地の方
現地の方と一緒に食事
緊張がほぐれた、と景山様
 

第2陣 現地での様子

3月20日にかん石材社 菅社長様がアンコールワットから帰国されました。
40度の暑さとなれない現地の食事で3.5kgもお痩せになったそうです。でも、「楽しかった。いろいろな意味で行ってよかった。」とのこと。

また、現地の人に全優石のビブスが大好評で欲しいとねだられ断るのに一苦労した・・・・とのことでした。

技術指導に当たる菅社長様
現地の人に大好評!
赤い全優石ビブス!!
石澤先生(左奥)と菅社長様(右奥)
菅社長様、現地の方と一緒に

第1陣 現地での様子

その世界遺産アンコールワット参道修復工事支援全優石第1陣が、2月より始まっております。
吉野石材店社 吉野社長様、橋口石彫工業社 橋口社長様が現地指導にあたられている様子が、現地上智大学研究室から写真が送られてきました。

吉野社長様(左)と橋口社長様(右)
技術指導にあたる吉野社長様
技術指導にあたる橋口社長様

2/29、1か月ぶりにアンコールワット支援から帰国された秋田吉野社長様(写真右側)、3月1日よりアンコールワットへ向かう山形菅社長様(写真左側)が、お二人で本部に立ち寄ってくださいました。1か月の長期出張にもかかわらず開口一番「楽しかったーーー」と、お元気な吉野社長様のお言葉でした。
1か月間、日本語のみで不自由なく意思疎通が図れたそうです。吉野社長様お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

3/1、菅社長はハノイ経由シェムリアップへ向かわれ、現在現地の方々に技術指導をされておられます。

なお、今回の全優石アンコールワット支援へのご協力は、上智大学特任講師としての派遣です。制約はありますが、現地の協力体制は整っております。

帰国された吉野社長様(左)と
3/1より技術指導にあたられる菅社長様(右)

 

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