【ご注意】
こちらに掲載されているお墓は、ご応募された方が想いを込めて作っておられます。安易に模倣等されないようご配慮をお願い致します。
大阪府 神谷様
本当に好きだったんですね、競馬を。人生の幕引き間際まで競馬の予想をし、毎週土・日は電話投票で買っていましたね。昨年8月1日、40年近くの競馬歴に終わりを告げようとは想像もしませんでした。今もあの時の予想メモをとってありますよ。あなたは携帯電話で番号を打つが思うように打ち込めず、私と兄に打ち込むようにと。二人とも必死で試みたものの 何せ初めてのこと、携帯で馬券が買えるなんて思ってもいなかったし、どうして打ち込めばいいのか、あたふたしている間に締め切りの時間が刻々と。ついに見かねたのか、自分で番号を押し始めた。個室とはいえ院内での通話は禁止。気が気でない私たちを尻目に何とか買うことができた。
全エネルギーを出し尽くしたのか、その夜から酸素マスクに。しかし私たちの心配をよそに、「今から、野口聡一さんのように宇宙遊泳に出発」なんて冗談を言いながら深い眠りにおちいりました。これまでか、と覚悟を決めていたが何とか持ち直し、いきなり「お墓のデザインを頼む」と言った。そして、最後に言って おきたいことがあると「ありがとう、愛しているよ」と言って、大空に向かって風のように舞い上がって行きました。
馬好きなあなたにプレゼントをと、二人をイメージして描いてくださるよう依頼した馬の夫婦の油絵。作家さんからは今から描くので6ヶ月かかると言われた が、絵を見るまでは必ず生きていてくれると、自分に言い聞かせ内緒で注文。しかし。馬の絵を見ないまま、あなたは手の届かないところに行ってしまった。あなたの口癖「上からいつも見ているからね」に、「どうして、私を見つけられるの」と聞くと。だって、「チッチは可愛いもの」というような団塊時代の夫婦で はありましたが、新婚時代から、お互いにマッチ・チッチと呼び合いいつまでも、少年の心を持ち続け最後の最後までロマンある言葉を残し、又「自分は上手に は生きられなかったが、死ぬ時は上手に死にたい」と本当に素敵な最期に拍手を送りたくなりました。
最期の約束を守りたくて、墓石のデザインを何回も打合せをしながら思うのは、馬のことばかり。結局馬の夫婦をイメージして描いて下さった絵を、レーザーで 墓石に彫り込むことに決めました。あなたの最後の言葉「ありがとう、愛しているよ」を私の字で彫りこむことにした。そして「お参りありがとう」も。私にとってはこれから、癒しの空間になるであろう大切な場所です。
宮城県 藤井様
昨年の6月に主家を新築しようと家族で計画している時に、父親が亡くなりました。お寺の和尚様の助言で、お墓も同時進行しようと心に決めました。市の霊園 を確保し、また友人のご子息が若手の彫刻家でしたので、「従来の形式に拘らず自由に」ということで相談し、引き受けて頂きました。墓石本体は蓮の葉と雫。手前左の蓮の実となる部分に献花台。連華の蕾と見立てた桃色の石は戒名碑です。伊達冠石による敷石は蓮沼をイメージし、後壁は蓮の 葉の群落をイメージしたものです。市の霊園なので、高さや幅等厳しい条件がありましたが、国産の原石を多用し、制作は時間をかけて手作業で仕上げていただきました。 友人の彫刻家には敬意をもって感謝いたします。
静岡県 辻村様
「踊りが好きだったお母さんへ・・ありがとう」 いまだに信じられません。踊りが大好きで、着物姿で元気に踊っていた事を昨日の事のように思い出します。亡き母を思い、生前一番の楽しみであった踊りと共に・・・と石材店に相談して建てました。 「扇志穂」という踊り名を受け、踊る際、いつも手にしていた扇子を両側面に再現し、着物を纏い舞台で踊っている様なイメージとなりました。ふたつの白い石 は、舞台照明という意味と2人の子供(自分と妹)を兼ね、いつも傍らで見守っていてほしいという願いを込めました。また花筒の手前には、生前母の書いた 「ありがとう」という文字をそのまま彫りこみ、「お母さんへの感謝の気持ちを忘れずに・・・」という父の願いを込めました。
千葉県 秋山様
宮城県 牧田様
大阪府 上様
新潟県 安藤様
宮城県 伊藤様
岡山県 八嶋様
岩手県 日向様
大阪府 中池様
愛媛県 宇都宮様
大阪府 西元様
宮城県 境様
愛媛県 大塚様
兵庫県 林様
岩手県 藤原様
静岡県 堀様
宮城県 小野様
岐阜県 成瀬様
静岡県 田中様
千葉県 酒井様
熊本県 森本様